過去ログ
前部室過去ログ(2011-2015)
前部室過去ログ 2011/01/01 ─ 2015/12/31
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[2397] 悩ましいションベンマーチ
放水犯 面割り担当のgonrokuです。
U99さん、ありがとうございます!
この放水車の場面、悩ましいんですよね(笑)
そもそも「酒のボトルを持った酩酊水兵」。艦長は「unser Bootsmann」(原作では水兵長)と言っているので、ランプレヒトなのだろう…と思ってましたが、どうも顔が違うんだよなと思ってました。私にはピルグリムに見えます。そして、散水車。ここに10人いたというのがオドロキですが、本当に10人いますね(笑)。しかもそれぞれの階級まで分かるとは…ブルーレイ恐るべし。
うるぶさんの言うとおり、我らがバイブルに載ってますが、路上の3人を除いたらしき7人が写っていて、リハーサルなのかグレーのジャケットを羽織ってます。
この本では、一番手前の子の腕は「★」マークで間違いないようです。2番目がヒンリヒ、6番目はマルクスに見えますが、他の乗組員は、劇中でほとんど目立たない人かもしれません。
DVDでは、ほとんど顔が確認出来ませんが、ドゥフテとボックスティーゲルはハッキリと顔が写ってます。7番目のEK Iはフランツに見えます。
ということで、おおよそ顔と雰囲気で判断ですが、2番目:ヒンリヒ(たぶん)
3番目:ドーリアン(たぶん)
6番目:マルクス(確定)
7番目:フランツ(たぶん)
8番目:ドゥフテ(確定)
9番目:ボックスティーゲル(確定)
1,4,5,10は全然見えません…。しかし毛ジラミのボックスティーゲル君に水上艦艇勤務の過去があったとは!
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[2396] バイブルに…
>U99さん
我らがバイブルの
Das Boot. Auf der Suche nach der Crew der U 96にみんなでホース持って並んでいる写真があったように記憶しております。アレで誰が誰とか、分かるかも知れないと思いましたが如何でしょうか?
実はあの本、今人に貸し出し中で手元に無いので、もしかすると参考にならないのかも知れませんが……
記憶違いでしたらゴメンなさいm(_ _)m
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[2395] 小研究
>これだからDVD特典はあなどれませんね。なのに日本は…(涙)。
全くそのとおり、激しく同意です。このニュースを最初に聞いたときは天にも昇る気分だったのに、特典なしと知った途端に地獄へと叩き落されました(大げさ?)。
いずれにせよ、ブルーレイ版の「パーコレ&各種特典これでもか攻撃」が発売されることを切に望みます。
さてさて、ゴンロクさんにブルーレイ版をお返しする前に、せっかく画質の良いものをお借りしたので、これを機に以前から気になっていた部分をチェックしてみました。それは、例の「放水車」の場面に出てくる下士官・兵の兵種・階級その他についてです。
まず最初に出てくる、酒のボトルを持った酩酊水兵ですが、これはBootsmannsmaatの階級で、Ubootabzeichenを受章していますね。判別作業としてはこれが一番簡単です。
次にゾロゾロ出てくる集団の一番右側(手前側)は水兵科のMatrose。さすがのブルーレイでも解像度がよくないので確実ではありませんが、左腕についている各科徽章は「星」=水兵科に見えます。
2人目もBootsmannsmaatで、Ubootabzeichenを受章。
3人目は、「星」ではなくて円形デザインの各科徽章を付けているように見えます。機関科かもしれません。いずれにせよ、階級はObergefreiterでUbootabzeichenを受章。
4人目も3人目と同じ徽章のようです。階級はGefreiter。
5人目は4人目に隠れてしまって判別不能。
6人目は兵種不明(水兵科?)ですが階級はGefreiter。
7人目は兵種・階級ともに不明ながらEK IとUbootabzeichenを受章。
(ここからは、最初に路上にいた3人を加えて数えます)8人目は兵種不詳ですが階級はGefreiter。
9人目は水兵科のGefreiterですが、掃海艇や駆潜艇などの乗組員に授与される戦功章を受章しています。ということは水上艦艇からの「転職組み」ですね(笑)。
10人目は兵種不明ですが階級はGefreiter。
以上ですが、次に問題となるのは「それぞれ誰なのか」ですね。これはちょっと私では分かりませんので是非ともゴンロクさんに面割をお願いしたいものです。ただ、9人目は私にはボックスティーゲルに見えますがいかがでしょうか?
ついでに他の下士官の階級もやっつけます。
ヨハンはObermaschinist(電動機担当のフランツも同じ階級)。航海長はObersteuermann。
「兵曹長」はBootsmann(戦時中の下士官位の階級は6段階に分かれていますが、Bootsmannはその中で下から3番目ですから、「兵曹長」という訳語はマズイのではないかと思います)。
それにしてもこの映画、まだまだ研究の余地ありですね。上記の酔っ払い水兵が持っているボトルだって、我が家のワインカタログ3冊を見てもまだ銘柄が分かりません。あるいはワインではなくて、もっと強い酒かもしれません。一方、映画冒頭でトムゼン艦長がサブレするシャンパンは、ラベルからローラン・ペリエのグラン・シエクルだと分かりました(やっと)。ほかにもまだまだ色々と気になって仕方ありません(笑)。
ではでは。
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[2394] ブルーレイ・レポートありがとうございます
> U99さん
おおおおぉぉぉ!
LAで失敗かと思ってたとか、ユルゲンの述懐とか、英語吹き替えは本人とか、初耳ばかりです。これだからDVD特典はあなどれませんね。なのに日本は…(涙)。
> あまり書いても余計なお世話でしょうしいやいや!少なくとも、今回の日本版ブルーレイはこういった特典を付けてくれないので(しつこい?)、タマネギさんやU99さんのブルーレイ・レポートは貴重です。
ありがとうございます!喋っているのはたぶん聞き取れませんが、コメンタリーには字幕がついているとのことなので、辞書片手に私も努力します(笑)。
ランデブーも了解しました!
我が家もいよいよブルーレイをセッティングします(←まだ繋げてない…) -
[2393] Das Boot制作秘話その2
ちょっと時間が経ちましたが、また続きです。
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米国LAでの公開は非常に緊張した。米国にはユダヤ人が多くおり、実際、映画の冒頭で「ドイツ潜水艦乗組員4万人(※ペーターゼン監督はこう発言していますが実際は3万人)が帰らなかった」の部分では拍手が起きた。それを見て我々は座席で萎縮していまい、「この映画は大失敗に終わるだろう」と確信した。しかし、2時間半後にはスタンディングオベーションが起きた。(プロホノフ艦長の発言)ラストには衝撃を受けた。あの戦争の実態について、これまで親や教師に聞いてきたが、みんな逃げ腰だった。シナリオを読んで、これがあの戦争への一つの答えだと思った。
発狂したヨハンに対して艦長がピストルを持ち出すシーンについては、技術顧問のクルーク氏(相当昔にこちらの掲示板でも書いたとおり、同氏はU219の元先任将校で、戦後は駐日ドイツ大使館付海軍武官でもありました)と大論争になった。氏は海軍のイメージというものを気にしていたようで、こういったことはなかったと助言したが、我々はブーフハイムの意見を採ることにした。
英語版の吹き替えには、本人が各役の声を担当している。その例としては、プロホノフ(艦長)、ベンクシュ(先任)、ゼメルロッゲ(次席)、グレーネマイヤー(ヴェルナー)、オクゼンクネヒト(兵曹長)。(※ヴェンネマン(機関長)は別人(英国人)が吹き替え)
レーダー(ヨハン)はオーストリア出身で、アーノルド・シュワルツネッガーのような強い訛りがある。
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まだまだありますが、あまり書いても余計なお世話でしょうし、以上はあくまで私個人の関心事項でもありますので、これで終りにしておきます。あとは皆さん各自でお楽しみを。ということでゴンロク艦長、ディスクをお返ししますのでランデブーの調整をお願いします。
では。
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[2392] 日本版blu-ray…
> タマネギさん
日本版ブルーレイ情報ありがとうございます!
前のBOXセットがジェネオンだったので、ジェネオンばかりチェックしてましたが、発売も販売も角川になっているとは…。それにしても…なんというか……残念なブルーレイ(笑)。
初廉価は数年後でもいいので、個人的には独米で出しているような映像特典やコメンタリーを入れて欲しかったですね。とはいえ、私も独版ブルーレイを予約したので、まずは独版を愛でます。
> まげ店長さん
「Encyklopedia Okretow Wojennych No.47 U-BOOT VII Vol.1,2」がそもそも何語なのかわかりませんが…写真や図が多ければ素敵。と、そっと背中を押してみます。たぶん、もう諦めがついていると思いますが(笑)。
でも、いくら何でも67円/頁は高すぎますね。 -
[2391] 気になってしょうがない...
まげです。
「Encyklopedia Okretow Wojennych No.47 U-BOOT VII Vol.1,2」が気になってしょうがありません。凄く高いので、諦めようとしていますが…
頁単価が67円/頁!これは参ります…
誰か持ってませんかねぇ?
そして「買う価値無いよ」と私を止めてください(笑) -
[2390] Silent Warriors
まげです。
uboat.netで紹介されていた「Silent Warriors: Submarine Wrecks of the United Kingdom」の姉妹本2冊を入手しました。
実はあそこに載ってるのはVol.TwoとThreeで、Vol.1は「Silent Warriors: Submarine Wrecks of the British Isles – England’s East Coast to Kent」のようです。(取り寄せ中)英国沿岸部(ぐるっと)で撃沈された英国潜水艦とUボートに関する、厭になる位の詳細な情報が載ってます。(なんと各艦の乗組員名簿まで)
「U-Boat Operations of the Second World War: Career Histories,」がそこまでer凝ってくれてればわざわざこの三冊までも買うことは無いのに (´・ω・`) -
[2389] 日本版ブルーレイ、発売情報入電
ブルーレイがようやく日本でも出るようです。
DC版の本編だけしか収録されていないっぽいのがなんとも残念
ではありますが、もちろん買いますとも!http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/u_boat/video.shtml
ドイツ版ブルーレイ3枚組も数日前に独Amazonから無事発送
されましたので、連休明けあたりには届くのではと思っています。それにしても、我が家のDas Boot映像ソフトはどこまで増える
のでしょうか。完全版DVDがパーフェクトコレクション収録の
日本版以外に米英独と3つもあるというのがそもそもおかしい…。 -
[2388] Re: ガリレオ出版
まげ店長さん
U本情報ありがとうございます!
気になってはいたのですが、デルタ出版の(1)&(2)の再編集版でしたか。。私はてっきりガリレオで2007年に出ていた「Uボート(1)」の改訂版だと思ってスルーしてました。でも再編集ってことは目新しさはないって事でしょうかね…。
私も近頃はU冠がついていても慎重になりました。
と言っても、映画のほうのU冠は無視できませんが。。にしても、「平家物語」…。日本人たるもの、いつかは源氏とともに読まねばならぬだろうと思ってましたが。私もハマりそうなので、まだ先にしておきます(笑)。