過去ログ

前部室過去ログ(2007)

前部室過去ログ 2007/01/01 ─ 2007/12/31

  1. [1592] 無題

    たかひろ

    みなさま、御無沙汰しております。仙台のたかひろです。7月16日に出発して、8月8日にポーランド、ドイツ、オランダ旅行から帰ってきました。今年の夏は仙台もメチャクチャ暑いです。ドイツがけっこう涼しかっただけにこの蒸し暑さは本当にたまりません。(苦笑)
    ポーランドでは、ポズナニ、シュチェチン、グダンスク、ヴォルフスシャンツェ(総統大本営のあった場所)、ワルシャワを見てきました。ドイツではコブレンツ軍事博物館、さらに少し足を伸ばして映画「遠すぎた橋」で有名なアルンヘムにも行ってきました。
    グダンスク(ドイツ名;ダンチィヒ)の少し北にあるグジニアには、自由ポーランド海軍の駆逐艦「ブリィスカビカ」(英語で「ライトニング」という意味)が第二次大戦の当時の状態で保存されていました。恐らく、第二次大戦時の駆逐艦が完全に保存されているというのは、世界中探してもほとんどないと思います。
    この駆逐艦は、所属は自由ポーランド海軍ですが、元々は英国製であり、「Uボート」で”悪役”として登場する英駆逐艦の同型艦だと思います。この駆逐艦の大戦時の爆雷投下装置などを見ることが出来ました。Uボートの敵を見れて本当に嬉しかったです。みなさまにも是非一度この駆逐艦を見てもらいたいです。ですが、グダンスクを始めポーランド国内は交通の便があまりよくないです。ポーランドの首都ワルシャワからグダンスクまで特急電車で3時間ぐらいかかります。
    コブレンツ軍事博物館では、中身をカットして見せて展示されている、Uボートに積まれていた魚雷、Uボートのエンジン、88ミリ砲、対空砲、それに、戦艦「ティルピッツ」の15センチ副砲などを見ることができました。
    アルンヘム橋に行った時は、橋のたもとの記念碑で、偶然、英第一空挺師団のベテランのガイドのおじいさんと会って話をしました。そのおじいさんは、フロスト中佐の部下だったそうです。
    もっと詳しい話はオフ会の際にでもしようと思います。

  2. [1591] 無題

    U99

    “お手数をお掛けしました。
    なるほど、これは完全に一次情報のみですね。この本の性格がだんだん分かってきました。それにしても、一次情報だけなら値段がもう少しどうにかならんかなという感じです。まぁ、発行部数が少ないのでしょうが。
    今回もありがとうございました。では。

  3. [1590] 無題

    まげ店長

    書棚に行って奥に押し込んである本を引っ張りだしてきました。
    「The Battle of the Atlantic and Signals Intelligence: U-boat Situations and Trends, 1941-1945」です。
    取り急ぎ謝辞を讀むと、Rear Admiral J.W.ClaytonとCommander Rodger Winn両氏によって書かれた記録がベースのようですね。あくまで1次資料だと思います。(そう、読み取れます…)
    基本は週1回、危険な重要な時は毎日のペースで記載されていきます。
    私の拙い英語力で、最初の方の1日のみ翻訳してみます。
    2. Uボートの状況 1941年12月29日
    北海  0隻
    北極海 6隻
    アイスランド 0隻
     〜
    地中海 14隻
    配備に大きな変化は見られず。
    地中海東方に新たなボートがPiraeusより到着。
    23日にトブルクでUボートが1隻撃沈。
    スペチア港はUボートで満載。
    カリブ海かハリファックスで作戦をするため、西大西洋を何隻かのUボートが移動中。
    の様に、毎日の日報のような仕上がりです。
    非常に淡々としています。(最後の日は1945/5/21)
    「The Battle of the Atlantic and Signals Intelligence: U-boat Tracking Papers, 1941-1947 」の方はネットで調べてみましたが、もっと当時の個別のレポートが詳細に載っているような「印象」でした。
    ①が日報ならば、②はレポート集なのかな?と… (私もお金に余裕が出れば②を買いたい!)
    「AXIS Submarine Success of World War Two」は攻撃が成功した日のみの記録です。
    「U-Boat Operations of the Second World War」は艦別の哨戒記録です。
    「The Battle of the Atlantic and Signals Intelligence: U-boat Situations and Trends, 1941-1945」はこれを足して2で割った様な感じですね。

  4. [1588] 無題

    U99

    “まげ店長さん、どういたしまして、そしてご回答ありがとうございました。前回の質問と合わせてもう一度質問させてください。
    その「①The Battle of the Atlantic and Signals Intelligence: U-boat Situations and Trends, 1941-1945」ですが、そうするとこれは時系列にまとめられたものと考えていいのでしょうか? 例えば、1941年8月5日にはどれだけのUボートがどこで何をしていたかという情報が載っているわけですか? また、一次情報ということは、それぞれの情報は戦後の英米独の情報と整合性を照合しているわけではないということでしょうか? しつこくて済みませんが、購入を考えているもので。価格が価格ですし・・・。
    Rettung ueber die Ostsee. Die Flucht aus den Ostseehaefen 1944/45については私も所有しておりませんが、著者がハインツ・シェーンですから、やはりヴィルヘルム・グストロフ号についてが中心なんでしょうね。Uボートとは直接の関係はないのでしょうが、その筋では権威ですから、末期のバルト海救出作戦について興味ある人には貴重なものではないでしょうか。
    「PQ-17 -対Uボート海戦」は私も一度観てみたいと思っているのですが、未だかなわずです。ただ、ある評によるとUボートの再現度はまったく期待しない方がいいそうです。私はティルピッツなどのCG場面を観たことがありますが、それに関しては非常に良かったのですがね。少なくともこの映画においては、タイトルのようにUボートが中心になっているわけではないようです。もしご覧になったらまた教えてください。
    ではまた。

  5. [1587] 無題

    まげ店長

    「PQ-17 -対Uボート海戦」を観た方はいらっしゃいますか?
    かなり気にはなっていますが、ソ連映画はまったりとしているので観る/買うのを
    躊躇っています。
    昔、「WWII独ソ攻防戦DVD-BOX 大祖国戦争」を見て10時間あまりを無駄に?
    過ごしたのがトラウマとなっています。
    (「鬼戦車T-34」も買ってしまいました…)

  6. [1586] 無題

    まげ店長

    U99さん、教えて下さってありがとうございます。
    1585でお礼を申し上げておりませんでした。すいません。
    amazonの「Das Boot. Auf der Suche nach der Crew der U 96」は、2社で販売が再開されました。
    潜水艦とは直接は関係無さそうなのですが、
    「Rettung ueber die Ostsee. Die Flucht aus den Ostseehaefen 1944/45」が
    気になって悩んでおります。うーん…

  7. [1585] 無題

    まげ店長

    プラモは作らない(超不器用なので)のですが、本の事なら…(笑)
    「①The Battle of the Atlantic and Signals Intelligence: U-boat Situations and Trends, 1941-1945」
    ならば持っています。
    実は私もシギントを期待して買ったのですが、そういったモノでは実はなく…
    各年代ベースで、各地域にどれだけのUボートが居てどれだけの戦果が在って、損失が…
    という内容です。
    「U-Boat Operations of the Second World War Two」シリーズとは異なる切り口なので、損したとは
    まったくもって思っていないのですが、タイトルの印象とは随分と異なるとは思います。
    「鬼の様な一時情報」というのが、正しい説明だと思います。
    ②の方は私は初めて知りましたが、確かに1947年は気になる所ですね(笑)
    値段を調べたらとんでもない!金額なので、これはひょいひょいとは買えないですね(笑)
    ただ、そんなに変わらない様な「気が」私はするんですが…
    現代潜水艦はそんなに好きではないのですが、本屋で「U307を雷撃せよ」を衝動買いです。
    著者は米海軍のASW技官というので、最近の技術を勉強しておこうかと思いまして、つまみ食いです。

  8. [1584] 無題

    マルシュ

    >>本来、2色迷彩であるべきスノーマンの艦橋が、
    >>迷彩色の塗り忘れで単色になっていました。
    タルガ社に電話で問い合わせたところ、「パッケージ写真では艦橋も2色塗り分けになっていますが、製品では単色になりました。申しわけありません。」との回答をいただきましたので、訂正します。

  9. [1583] 無題

    U99

    どういたしまして。遅レスですみません。
    映画『U・ボート』に関する写真集であれば、既に絶版になっているものの、依然としてドイツebayなどでかなり出回っているLother-Guenther Buchheim: Der Film Das Bootというものもあります。これは最近のAuf der Suche…ほどカラー写真が多くなく、ほとんどがモノクロ写真による構成なのですが、ブーフハイムが当時撮影した実物のU96の写真がかなり含まれています。特に、ノコギリエイのエンブレムの付いたU96がドック入りしている写真は貴重で、この本以外に見たことがありません(写真のサイズが小さいのが惜しい)。実物との関連を重視されるのであればこちらの方がオススメです。値段は大体5ユーロ前後ですが、問題は出品者が海外発送してくれるかどうかですね。
    ところで、一つ質問させてください。Navy Records Society Publicationsが出版している
    ①The Battle of the Atlantic and Signals Intelligence: U-boat Situations and Trends, 1941-1945
    ②The Battle of the Atlantic and Signals Intelligence: U-boat Tracking Papers, 1941-1947
    という二つの文献はどういう内容なんでしょうか。どちらもシギントに関わるものだということはタイトルから分かるのですが、一次情報の羅列なんでしょうか、それともそれなりに整理されてまとめられているのでしょうか。さらに、②の方はなぜ「1947年」なんでしょう。おわかりになれば。
    タルガのUボートは細部に?の部分もありますが、それでもコストパフォーマンス的には最高だと思います。この10月にはドイツ・レベルから1/144スケールでようやく通常のVIIC型がリリースされますが、値段は6,000円くらいになるのでは。細部の表現はタルガよりも上でしょうが、やはり値段が・・・。国内メーカーがもっと頑張ってくれればいいのでしょうが、タミヤがUボートを出してくれる日はまだまだIt’s a long way to go…
    U9Bさんには別にメールを送りましたのでご確認を。
    ではまた。

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