過去ログ
前部室過去ログ(2007)
前部室過去ログ 2007/01/01 ─ 2007/12/31
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[1613] 地中海のUボート2冊
なんという不幸か、この1週間で地中海のUボートに関する本を2冊も見つけてしまい、買わざるをえなくなりました ;_;
西山洋書が年内で洋書40%オフセールだったんですよ… (もっとも、新刊はセール対象外でしたが)
○Mediterranean Submarine:第1次大戦の地中海におけるUボートの資料です!ドイツ軍はもとより、オーストリア軍のUボートや将校なども多数載っていてとても素敵な本です。写真も非常に豊富です。
○U-Boats in the Mediterranean: 1941-1944:こちらは第2次世界大戦の地中海におけるUボートの資料です。調べようと思えば断片的にも他の資料群で賄えますが、専門にまとめてもらっていると楽ですよね。写真はやや少なめで文字も細かくて読むのに苦労しそうです。他に西山洋書で気になっていた実物を見てきましたが、「Anti-submarine Warfare: An Illustrated History」「The U-boat Century: German Submarine Warfare,1906-2006」は、思ていたよりもたいした内容ではなくってほっとしました。買う価値無しです。
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[1612] Uボート113最後の潜航
皆様お久しぶりです。
書店で、ジョン・マノックの『Uボート113 最後の潜航』(ヴィレッジブックス)という文庫をゲットしました。新刊です。佐竹政夫さんのカバーイラストが素晴らしい。
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[1611] エニグマ・コード—史上最大の暗号戦
急に、エニグマに関する凄い本を見つけてしまいました。
またしても酔っぱらっているのですが、すいません…今までのサイモン・シンのような凄い本も有りましたが、Uボート戦そのものをベースにしっかりと暗号戦を語っている本は無かったんだという事を思い知らされました。
広田厚司さんの「Uボート入門 ドイツ潜水艦徹底研究」+「エニグマ暗号戦 恐るべき英独情報戦」+ロバート・ハリスの「暗号機エニグマへの挑戦」を足しっぱなしという濃厚さです。(パラパラ見た感じ)
これから読み込むのですが、表紙も素敵な紫色の装丁で、本好き&Uボートには必ず「買い」です! -
[1610] Uボート113最後の潜航 (ヴィレッジブックス F マ 11-1) (文庫)
どなたか、この本読んでませんか?
かなり気にはなるのですが…明らかにB級フィクションならば買わない事にしています。仕舞う場所が無いので。
とはいいつつも「U307を雷撃せよ」は面白かったので、買っちゃいましたが。 -
[1609] Re: クリーヒスバオム航海長
“こんばんわ
以下の内容は確か、何処かで読んだような気がしまして> Uボート前夜のドイツは、他の諸国との緊張関係と造船制限の制裁の結果、商船の船長が大量に余っていたと聞きます。そこに目をつけたドイツ海軍は熟練の商船船長を徴兵しUボートに乗せたといいます。
「スカパ・フローへの道 ギュンター・プリーン回想録」を早速パラパラと見直してみると、細かい事情に違いはありますがU47のギュンター・プリーンも商船からの転身組ですね(船長ではなかったと思いましたが)。
この本はかなりプロパガンダ臭が強いので、どこまで信じて良いのか正直な所は分からないのですが、民間時代の話は本当だと思います。さすがに誰の本だか忘れましたけど(U30レンプのアセニア号だったっけな?)、雷撃前に元商船乗りの乗員に潜望鏡から確認させてから雷撃させたという話も読んだ事があります。やっぱ経験値ですかね。
Das Bootでもジブラルタル海峡に近づいた時、見張りに残すのは航海長だけだったというのは格好いいですよね!
騎士十字章の佩用者で、確かお一人は航海長出身の幕僚がおられましたし。
モンスーンボートで長期間航海したUボート(確かリュートの艦ではなかったような…)の機関長もたしか騎士十字章の佩用者でした。艦長以外の職も格好いいです…!
ちなみに私は通信兵(聴音兵)が憧れです。 -
[1608] クリーヒスバオム航海長
登場人物人気投票でクリーヒスバオム航海長に1票を入れたのですがコメントに文字制限があるので、こちらを借りて全文を置かせてください。
Uボート前夜のドイツは、他の諸国との緊張関係と造船制限の制裁の結果、商船の船長が大量に余っていたと聞きます。そこに目をつけたドイツ海軍は熟練の商船船長を徴兵しUボートに乗せたといいます。彼らは商船の行動パターンや商船船長の思考が手にとるようにわかるので、それを攻撃する職業軍人の大きな助けになったということです。
ですからクリーヒスバオム航海長の出身は徴兵された商船の船長か1等航海士ではないかと思います。そう考えると海図の扱い、計算の慣れ、艦長の信頼、軍隊での階級の低さ、そして何より商船撃沈のときひそかに泣くことも非常に納得がゆきます。(船乗りは本当に船が好きな人が多いです。まったく赤の他人の外国船でも試練に耐え入港してきた船には仲間の親しみ、心配を持つものですが、心ならずも徴兵され国は違えど自分の仲間を雷撃するという矛盾はいたたまれないものでしょう。)
この話の出典は田辺英蔵さんの「はきなれたデッキシューズ」(雑誌記事版)ですが手元に原典が見当たらなく、完全に正確ではありません。ちなみに映画を見てすぐ海図台のビニールカバーと信号灯を作りました。現代でUボートの世界に今一番近いのは25から30フィートのヨットだと思います。あんな波の中をあんな小さな船で航海したことがあります。寒さと塩の味、油のにおいが画面からが伝わる名画だと思います。
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[1607] U-boote Crews: Daily Life, 1939-1945
酔っぱらって衝動買いです。注文しちゃいました。
しょうがないですね… Uボート乗組員の生活が載っている写真集だというので…
持ってない事はないのですが、珍しいです。
年末は欲しい本が急に増えるので、本当に大変です。>SS501重戦車大隊の元はSS101重戦車大隊その元はSSLAH師団(SS第一師団)の第13重戦車中隊ということなの
>で同大隊ミヘル ヴィットマンがUボート用革ジャケットを着用している写真が最も有名みたいです私もヴィットマンは好きなんですよね。
SSというがひっかかるので、どちらかというとオットー・カリウスの方が好感が持てますが。
更に云うとTiger Iも好きですが、Fierflyもあのラインがたまらなく大好きです。
ヴィットマンがUボート用革ジャケットを着用している写真は、恥ずかしながら知らないのですが
できれば文献名を挙げて下さいませんか?もしも持ってたら探してみます。 -
[1606] 無題
> 同師団の事は初耳でした。
SS501重戦車大隊の元はSS101重戦車大隊その元はSSLAH師団(SS第一師団)の第13重戦車中隊ということなので同大隊ミヘル ヴィットマンがUボート用革ジャケットを着用している写真が最も有名みたいです。
>まだまだ勉強しなければいけない事がありますね。 老後の楽しみです。
そうですね。戦史を掘り下げて調べていくと陸海空軍の意外なつながりがあって面白いですよね?私は戦車とか飛行機が好きなのでUボートのことについてはあまりよく知りませんがドイツの兵器は無骨さを綺麗な曲線でつないでいて独特な雰囲気があって大好きです
。特に_Cのサドルタンク周辺のラインなんかは美しさすら感じてしまいます。 -
[1605] 無題
“こんばんわ
> SSLAH師団がイタリア軍を武装解除した時に接収した物でイタリア海軍用のUボートジャケットだそうです。
なるほど〜
同師団の事は初耳でした。 まだまだ勉強しなければいけない事がありますね。 老後の楽しみです。
クレッチマーが英軍の接収ジャケットを急いで着た話と似てますけど、逆ですね(笑)
接収といったら、私が知ってるのはワルシャワ蜂起のポーランド軍が奪ったSS迷彩服くらいしか…
(全然Uボートに関係ないですが…) -
[1604] 無題
“> 同資料の襟の形状から、機関兵の革ジャケットの方に似ている様に思われますが…
こんばんは。上記の件ですが、本で見たところによると(昔の話なので話半分に聞いてください)1943年7月末頃にロシアから移動中のSSLAH師団がイタリア軍を武装解除した時に接収した物でイタリア海軍用のUボートジャケットだそうです。そういうわけでSSLAH師団の将校が着用した写真が多いいというわけです。(御存知でしたらすみません。)
その他にも迷彩服の生地も大量に接収し、こちらも迷彩ズボンにしLAH師団等に支給されています。