過去ログ
前部室過去ログ(2002)
前部室過去ログ 2002/01/01 ─ 2002/12/31
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[466] 色々その2
ゴンロクさん
>レッケ・レーマン艦長の個人マークは黒であるのに対し、第9潜隊がブルーと、わざわざ色を変えていることから、私が判断したものです(憶測でスミマセン…)。
その本、私も持ってます。確かにU96のマークと戦隊のそれを区別していますよね。でもその根拠は・・・・?私が推測する限りでは、この本は映画の影響を多分に受けているのではないかと思います。末尾にわざわざ映画「Uボート」を紹介している位ですから。しかし、戦隊のブルーはどこから来たか?これは前にも書いた"Embleme Wappen Malings"からと思いきや、出典紹介にそのタイトルがない。うーん。
>uboat.netではU99さんのおっしゃる通り、第9潜隊マークがグリーンであることが確認できました。そして、赤が有名であることも。
ちょっと勘違いされてるようです。グリーンなのはレーマンさんのパーソナルマークです。その根拠はここです。
http://indigo.ie/~pauldar/page11.html
ここの管理人さんはかなりのコレクターのようで、このページに出てくるグリーンのエンブレムは、実際にレーマンおやじが戦時中に艦橋に立てていたものの実物(艦橋側面に描かれていたものではない)で、1982年にレーマン(呼び方が段々乱暴に)が亡くなるまでその手にあったものと書いてあります。とするとやはりグリーンだったとするのが一番妥当ではないかと思うわけです。しかし、uboat.netでも論議されたように次のような反駁も可能でしょう。「その艦橋立ては確かにグリーンだが、艦橋側面に描かれていたマークは別の色だった可能性もある」・・・・。たしかにそうです。
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[465] 色々いっぱい
クボヒロさん
牧師の向かって直ぐ右が行政官に見えたのでしたが、テレビの色調によってか、ボタンや袖章が銀色に見えたのと、そもそも14インチテレビの限界か(情けな)細部がよく見えないのが問題かも。そうですか、単なる海軍大尉ですか。行政官まで再現したのではないかと思ったのは、この映画に対する潜在願望の表れかも。いかんいかん、もっと客観的にならねば・・・・。
目玉焼きの海軍刺繍版は存在します。軍装に関する雑誌"Military Illustrated"の4、5、7号はUボート部隊のそれに関する特集ですが、その中に、刺繍版の目玉焼きを縫い付けた海軍大尉のリーファージャケットの実物のカラー写真と、某大尉が刺繍版を付けたジャケットを着ている当時の写真が載っています(キャプションでもそのように解説していますし、写真をみてもはっきりとメタル製のそれと区別できるほど鮮明です)。
ここでちょっと訂正です。前回、Uボート部隊に与えられた黄金ドイツ十字章は12%と書きましたが、これは「海軍全授章は1381個で、Uボート部隊へは532個。そのうち12%が艦上勤務士官に」と言う意味でした。それを具体的に数値化したのが、「Uボート総覧」138頁の「ドイツ十字章」の項のようです(こちらでは授章個数は530個としています。多分出典が違うのでしょう)。
兆治さん
その55年製ジャケット、どちらで入手されたものでしょうか? -
[464] さらに続く…
> ガッチャさん
ジブラルタルの時間経過について、完全版で時計が写る場面を確認してみました。
()内は私の憶測です。23:08 ウルマンのアップの時の時計が指す時刻
23:25 沈下中、艦長室の時計で確認
: 浸水〜浸水停止〜バケツリレー〜
(05:32 艦長の「あれから」を逆算した時間)
( ↑機関長が「修理に8時間かかる」と言った時刻)
:
10:00 艦長「どうだ?」、ピルグリム「順調です」の時の後ろの時計が指す時刻
13:14 時計のアップ(修理が終わるはずの時刻)
:
20:32 ヴェルナーが起きるときの時計が指す時刻
艦長「あれから15時間〜」
機関長から修理完了の報告
「上の様子は?」「陽が沈みました」→20分後に浮上と、こんな感じではないでしょうか。
ちなみに原作では何度か時刻を確認しますが、二一三〇時前には浮上していますので、ほぼ間違いないかと思います。
機関長が「修理に8時間」といったのが05:30頃だとすると、ヴェルナーが憔悴した機関長を発見し、りんごジュースを差し出す場面が、約8時間後の13:14。そして「浮上の見込みは?」と聞くので、何となくつじつまが合うのではないかと。憶測ですが…。おっ、ゼロさん、うるぶさん、完全版の話ですみません(笑)
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[463] 引き続き…
> クボヒロさん
自宅への帰途の際、怪し気なガイジンに敬礼されたのですが、?と思って考えたところ、左脇にクボヒロさんから頂いたアレが…(笑)。有楽町から自宅まで…堂々としたものです。恐ろしや。
とにかく、本当にありがとうございました。次は10万トン…(笑)> 兆治さん
6分1のカスタムフィギュア、確認しました!Macのせいか、中々表示されませんでしたが、取り急ぎ『Der Alte』だけ見ました。素晴らしいです!植毛の髭など恐れ入りました。パイパーさんには到底かないませんが、制作途中だった制服縫製を再開しようと思ってます(笑)
例の本『Die Woelfe』、確認できました。アマゾンにあるのは英語版の『WOLF』でしたが、どうにかどちらか手に入れます。
レーマン=ヴィレンブロック艦長が『Uボート』の撮影中、スタジオに訪れたという話、写真で確認できるのはユルゲン・プロホノウと監督とレーマン=ヴィレンブロックと言いましたが、正確には監督ではなく、ヴェルナーとの3ショットでした。スミマセン。
↓コチラで確認できます
http://www.uboat.net/men/willenbrock.htm
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[462] 皆様、お疲れ様でした
狼群作戦へ参加の皆様お疲れさまでした。
ゼロさん、うるぶさん、今回は初参加でしたが、一般的にはどうでもいいようなことを延々と議論している我々に、引いてしまったらどうしようと心配しましたが、そうではないようで(ですよね?)安心しました。それもこれも『U・ボート』を愛するがためのこだわりです(笑)。
皆様、今後とも宜しくお願いします。
今回参加できなかった方々も、次回またその次にでも、お会いできるのを楽しみにしています。> ゼロさん
携帯の潜水艦着信音ダウンロードできましたか?お入り用ならば、権六工廠製の待受画像やスクリーンセーバー送ります(笑)> うるぶさん
事前の確認メール忘れてしまって済みませんでした。無事会合できて一安心です。
今度はステッカーの量産期待してます。次は青ですか。緑、赤もありますよ(笑)> U99さん
エンブレムについての本ですが、本のタイトルは『U-BOOTE』、Jean-Philippe Dallies-Labourdette著 HISTORIE&COLLECTIONS刊です。
↓アマゾンで確認できます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/2908182424/249-4026113-0850720最後のページに参考文献は載っているのですが、50以上の文献があり、エンブレムの絵がどこからのものか見当が付きません。これには32人分の個人マークと、10種類の潜隊マークが載っていますが、エンブレムについての記述があるわけでなく、絵で紹介しているだけです。
レッケ・レーマン艦長の個人マークは黒であるのに対し、第9潜隊がブルーと、わざわざ色を変えていることから、私が判断したものです(憶測でスミマセン…)。
uboat.netではU99さんのおっしゃる通り、第9潜隊マークがグリーンであることが確認できました。そして、赤が有名であることも。そういえば今はなき、例の「ティペラリー・ソング」のダウンロードページにも巨大な赤のノコギリザメがありましたね。
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[461] 戦隊指令及び隷下各艦長殿へ
gonroku戦隊指令以下各艦長殿
ヴォルフパックoffお疲れ様でした。以下取り急ぎご連絡申し上げます。
gonroku戦隊指令へ
知人のパイパーさんのアドレスです。この方が製作した制服の
カスタム6分1フィギュアは凄いですよ。
まずはご覧ください。
http://www5c.biglobe.ne.jp/~PEIPER/page001.htmlゼロ様
ご紹介したプロの方からも注目されている地獄の黙示録のサイトは
こちらです。
管理人は私の知人ですのでお気軽にどうぞ。
http://www5.big.or.jp/~hellcat/index.htmクボヒロ様
本日はオットー・アイシューテール大佐に銀座に連行され、さきほど帰隊
しました。そうそう所有している例のUボートクルーの制服を確認しましたら1942
年製であることを確認いたしました。
U99様
手持ちのデニムUボートBDは1956年ではなく1955年製でした。 -
[460] 白帽あれこれ
ウナギさま
返事遅くなりましてすみません。
>こんにちは。ミハイル・ヤンケ…なつかしいです。私も映画を
>見てあの士官用の制帽がどうしても欲しくなり、アルバンで
>購入したことがあります。但し、そのときはホワイトトップの
>ものはなく、紺の尉官用(さすがに佐官用は恐れ多かった)で
>我慢しました。
>購入して先ずしたことが、整形用のワイヤーを抜き取ること
>でした。それも、引越しのドサクサでどこかにいってしまい
>ましたが…。実物とはうらやましいですね。きっと緑青とか
>出ているんでしょうね。ああ、レプリカでもいいから欲しくな
>ってきました。
>今は手に入るものなんでしょうか?
ヤンケの士官用ホワイトトップは現在でも入手可能のようです。
ただし新品は4万前後と価格がそれなりに高いです・・・
私の知人が軍装品店を営んでるのでその方に頼めば入手可能かも
知れません。(私も頼みました)
あとはヤフオクにごくタマに出ますけどサイズが合い競り合い
にならなければ安く入手できるかも知れませんね。
ちなみに結果は存じませんが半年位前に2万円で出品されて
ましたよ。実物については、物が物ですので絶対数が少ないことと程度
の良いものを見つけるのが大変のようです。
その中で私のはかなり良い方だと思います。
緑青はメタルの鷲章に若干出ております。他に佐官用のブルートップ実物制帽も所有してますが、自分で
言うのも何ですがこれは素晴らしい品物です。ここだけの話、(といっても皆に知られてしまいますね(^^;)
ヤンケ製の作りも良いですね。
東ドイツ軍改造とは比べ物になりませんねレプリカとはいえ
ヤンケ製はグットですよね。 -
[459] お疲れさまでした。
オフ会参加者の皆様、お疲れさまでした。次回は是非ともBecksで乾杯したいですね(笑)。
U99さん
早速の調査、ありがとうございます。あのエーリッヒ・ハルトマンが士官候補生のとき、士官用制帽を着用している写真があります。その通達指令、全軍にも時期的に合いそうですね。それにしても謎がまた一つ増えましたね(笑)。
また、出港時に熱帯用制服で敬礼している向かって右側の人物なんですが、着ているのが皮ジャン?みたいなんです。軍属系みたいなので、遠目にみたら空軍パイロットのようにも見えますよ(笑)。
従軍牧師の右側は海軍大尉で、その右が問題の人でしょう。ダブルだったら行政官だと思いますが、普通の熱帯用制服みたいなのでそうではなさそうだと思います。左側は陸軍タイプの制服なので、守備隊かなんかだと思います。
U−234の艦長、フェラー中尉も「目玉焼き」を受章しています。さすがに海軍では刺繍型をしている人はいなかったんじゃないかと思います。 -
[458] 目玉焼き
クボヒロさん
ウルマン候補生が、将校用であるはずの金のパイプ付き略帽を被っているとのご指摘、私も確認しました。DVDのタイムアカウントでいうと、35分10秒のところが一番よいかと思います。肩章は下級士官候補生(Faehnrich)でありながら将校用略帽を被っているのがはっきりと分かりますね。
で、さっそく例の大著”Die Kriegsmarine”の略帽部分の記述に当たってみました。すると、次のように書かれていました。
「1943年9月17日付け指示(NTB40 No.163XXII)により、上級士官候補生(Oberfaehnrich)には金パイプ付きが許可された」
この内容に従っても、やっぱりおかしいですよね。映画の舞台は1941年秋、しかもウルマンは下級候補生です。実際、この本の136ページには、下級士官候補生が下士官・兵用略帽、つまり金パイプなしを被っている当時の写真が載っています。
それと「目玉焼き」の件ですが、海軍授章の1381個(ゴールドバージョン)のうち、12%はUボート部隊に、しかもそのうちの多くが機関士官に授けられたそうです(”Neither Sharks nor Wolves”より)。この点は映画に異論ありませんね(笑)。
おっと、もう一つ。出港時の海軍従軍牧師も確認です。その右にいるのは海軍行政官のようにも見えますがどうでしょうか?ゼロさん
模型店の名は「イエローサブマリン」です。スケールモデル部門は新宿やアキバにあります。場所に付いては検索してみてください。一発で出てくるはずです。
ではまた。 -
[457] サカナ
gonrokuさん
オフ会の設定などお疲れ様でした。今回は一挙に6人でしたね。これでマルシュさんが来られれば7人!だんだんと拡大していることは私にとっても嬉しいことです。またやりましょう。
それと、「ノコギリザメ」エンブレムの色について書いてあるという例の本ですが、その記述部分が何からの引用か、出典が明記されていますでしょうか?ついでにその本のタイトルと著者、出版社など教えて頂けると幸甚です。
ラ・パリスブンカーに最初に入港したのは、”Hitler’s U-boat Bases”という新刊本によると(皆さんの厳しい目もあることですし、今後は出典を明らかにすることにします)、U82で、1941年11月19日のことでした。映画の時期設定よりもちょっと後だったんですね。
さらに、艦橋部に描かれるエンブレムの件ですが、昨日はちょっと舌足らずでした。戦隊マークとパーソナルマークが共に描かれる場合、gonrokuさんの言われるように前者は側面に、後者は前部にということが一般的に言えると思います。因みに、1943年、防諜上の理由からエンブレムを直接書き込むことが禁止され、取り外し可能なプラカードのようなものに変更されました(”Embleme Wappen Malings”より)。
さて、この項の末尾になってしまいますが、今回はじめてお目にかかった皆さん、今後とも宜しくお願いします。