過去ログ
前部室過去ログ(2002)
前部室過去ログ 2002/01/01 ─ 2002/12/31
-
[507] 曲と本
マルシュさん
例の曲の題名について、ありがとうございました。できれば私が聞いたところの元乗組員にもう一度問い合わせればいいのでしょうが、何せもう高齢で、最近は手紙も書けない状況なようなので(3年前に尋ねた時はまだ良かったのですが。因みにこの方、1930年代から水上艦の水兵を始め、40年代に士官になった「たたき上げ」いわゆるVolksoffizierで、終戦時はあるUボートで中尉としてLIを勤めていました。)。
それと、オークションの本ですが、このようなものを見るのは私も今回が初めてです。ただ、説明文を読まれてもうお気づきでしょうが、これは元乗組員たちが自費出版したものではないでしょうか。「1934」の意味は見当も付きません。それにしてもこれ欲しいです(発送はドイツ限定となってますが、売主に交渉しようかと)。 -
[506] ドイツ海軍フィギュア
そうそう、ドラゴン1/6フィギュアの新作でドイツ海軍下士官が出ていましたよ。
陸上戦闘仕様で必ずしも「Uボート乗員」というわけではないようですが。 -
[505] 灰色狼の歌
>>あの酔いどれ士官たちは何番歌ってたのか、歌詞を見ながらだとわかりますか?
映画の中では1番から4番まで共通のリフレインの部分を歌っているので、
「何番」だかはわかりません。
ドイツ海軍総司令部制作の軍歌集とは歌詞が若干違っていました。 -
[504] 潜水夫とサカナ
今日、世界一の映画デーダベースサイト(と、私は思う)、IMDbを見たんですが、「Das Boot」のCAST紹介の艦長"Der Alte"のところに"Captain Hans-Jurgen Hellriegel"の文字が…。
このサイトの乗組員名簿作成の時には大いに役立ったデータベースサイトなんですが、前はただの"Der Alte"だけだったような気がします。ま、U96艦長に間違いはないんですが。
?何が起こっているんだ?> U99さん
> 相変わらず「Uボート」してますか?
実は、今週は"黒沢BOX"にハマっていて、「サムライ」してました(笑)
でもサカナ屋で鯛を見るたびに途方にくれてましたが…。> U96の艦橋にサカナを描いているこの絵の元になった写真
この写真の中の「絵」がヒジョ〜に気になります。潜水夫とその上のサカナ…。レーマン艦長は何からヒントを得てこのサカナを個人マークにしたのか、そもそもこのサカナはレーマン艦長が起源なのか…。「U-96の艦橋で有名な」という表現はありますが、レーマン艦長が「デザインした」又は「初めて採用した」らしき表現があったかどうか。U99さんがお持ちのU-BOOT本でそういう記述は今までありました?何かこの「絵」がものすごく意味を持っているような気がしてなりません。当時のドイツでこういうアニメが流行ったとか…。そう、クレーマー艦長の「3匹の小魚」のように。> うるぶさん
狼群オフの時の「カラーイラスト付きの本」というのは『U-boote』(histoire&collections刊)です。この本で描かれている青いサカナは『太平洋戦争』の表紙よりほんの少し濃い水色(Webセーフカラーでいうと"#0066CC"ってとこでしょうか)です。> マルシュさん
> この歌集ではタイトルは単に"Ubootlied"となってます。4番まであります。
この「UBootlied」又は「灰色の狼」、映画の中で、あの酔いどれ士官たちは何番歌ってたのか、歌詞を見ながらだとわかりますか?
> ebayの本>気になりますね。なんでしょうこの「1934」というのは…。同:U99さんの鑑定を請う! -
[503] 訂正
NHKのキャプションは「灰色の狼」だったことを保存したメモから発見しました。
訂正します。いずれにせよ、U99さんのご記憶の補強材料になります。 -
[502] 謎のU96本
これは一体、何なのか見当がつきません。U99さんの鑑定を請う!
-
[501] ひつこく、歌のタイトル
U99さんの"Das Lied der grauen Woelfe"情報を補強する材料をひとつ思い出しました。
先日、NHKで再放送された「Uボートの遺書」の中で、戦友会のおじさん達が歌っていたってのは
以前に書いたんですが、そのときの番組のキャプションで「灰色狼の歌」と書いてあった記憶があり
ます。 -
[500] P.S. 歌のタイトル
ドイツにおける、歌のタイトルの取扱い例として追加します。
これも映画冒頭のドンチャン騒ぎの中で歌われている民謡「ヴェスターヴァルトの歌」ですが、
このタイトルには大きく分けて次のバリエーションがあります。1.Westerwaldlied
2.Heute wollen wir marschier’n
3.O du schoener Westerwald1.は本来のタイトルですが、ドイツでは歌詞の冒頭部分をタイトルとして表記する習慣もあり、
この場合は2.になります。さらに、この曲はサビの部分から歌い始めて冒頭に戻る歌い方があり、
その場合は3.になります。ドイツの歌のタイトルって、このように割とテキトーなんです。
-
[499] 歌のタイトル
>>"Das Lied der grauen Woelfe"と覚えている人がいたとしても不思議ではない、
>>ということですかね?当時、実際に歌っていた人がおっしゃっているのですから、「記憶違い」と片付けられないと思います。
「我らUボート乗員、灰色の海の灰色狼!」って気勢をあげる歌ですから、オリジナル・タイトルか通称
かはともかく「灰色狼の歌」で通っていたのは間違いないのでしょう。むしろ、Uボート部隊で歌われていた歌をベルリンに持ってきて楽譜にするとき、「題名は何だろう?
わかんねーからUボートの歌でいいや」ってことにしてしまった可能性もあります。日本でも「加藤隼戦闘隊」でも「加藤部隊歌」でも「飛行第64戦隊歌」でも同じことって例もありま
すし。 -
[498] さらにさらに・・・・
ところで、U96の艦橋にサカナを描いているこの絵の元になった写真(恐らく当時の雑誌か何かでしょうか)が、こちらで見ることができます。
http://www.kraftei.net/
この中の左にある"Modellbau"をクリックして次に "U96"をクリック。そしてその説明文の中の" Die Auflösung gibts hier!"(ブルーの文字)をさらにクリックするとでてきます。
この管理人さんは、「このノコギリザメの色は映画のように黒ではなく緑色であった」と書いています。その根拠はこの写真の原解説の中にあるのではないかと思って、その管理人にもメールを送りました(ほとんどビョーキか)。
そういえば、例の緑のサカナの写真を載せているサイトの管理人さんから返事がきました。それによると、彼もU96の艦橋に描かれていたサカナの色については分からないが、艦橋立掛けのエンブレムもレーマンおやじ自身が緑でデザインしたのだから、艦橋のそれも緑ではないかと推測する、とのことでした。>他にSquadoron社の「U-Boats in action」の表紙は、第9戦隊のマークが「赤」で描かれています。
U-boats in Actionは特に有名な写真集ですから、これが赤の流布に大きな役割を演じたであろうことは以前にも述べたとおりです。ではでは。