過去ログ
前部室過去ログ(2002)
前部室過去ログ 2002/01/01 ─ 2002/12/31
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[332] Das Boot - The Making Of
ときどき話題になるメイキング・ビデオですが、なんと北米版とヨーロッパ版のディレクターズカット
DVDには標準で入っていることに気づきました(英語バージョンです)。どちらも日本のDVDプレイ
ヤーでは見られません。なんで、いちばん高い日本版に入ってないのだ。憤怒。 -
[331] ドイツ語講座のことなど
TVドイツ語講座の映画記事は今学期からはじまったわけではないようですよ。
というのは本屋に行ってテキストを見つけて手に取って、パラパラとめくったら
全然違う映画が載ってたので『えっ「Uボート」はどこ?』って思ったら、先月号の
売れ残りだったんです(笑)。
だから映画については以前からやっていて、たまたま4月から「Uボート」になった
んだと思います。
昨年公開の「スターリングラード」はシナリオ完全対訳本が英語教材として売られて
いますね。「Uボート」もそんなのがあればいいんですが、軍事用語や海事用語が多くて
一般向けの教材にはならないのかも知れないですね。
実は古書ルートで、映画公開時にドイツで発売されたフィルムブックを買いました。
まだ届かないんですが、映画中の台詞が載っていればいいなと期待してます。「ビデオか
DVDを持っていればいらない」本である可能性もあるのですけれども。 -
[330] ついに幻覚が…
マルシュさん
>いちばん深いところで942mだそうです。そういう深い場所が幅15Kmくらい続くそうです。
ありがとうございました。
私はこの『U・ボート』を初めて見たとき、ジブラルタルで艦長がなぜすぐに潜航させなかったのかわからなくて、原作を読んで、「おやじはディーゼルを使って、少しでも浅い方へ艦を移動させた。潜航して電動機で逃げていたら助からなかっただろう」(というような感じ)と書いていて、号泣(笑)したものです。
私が艦長なら、すぐに潜航させて今頃は942mあたりでしょうか。兆治さん
>中々迫力有る映像だったのですが物語の主体は男女のラブ・ストーリなのかなと思ってました。
主体は確かにラブストーリー(というか、家族愛)です。そして、従軍記者との交流…云々がウリのようですが、
わりとそこは薄っぺらくて(?)、やはり見どころは戦闘シーンですね。
ベトナムものにありがちな、ロックンロール戦争とかドラッグとか厭戦気分とかとは無縁の世界でした。
なによりも、北ベトナム軍がすごいんですよ。
指揮官のアン中佐はじめ、ちゃんと輪郭があって、そこにもドラマを割り当ててるんです。
これがあの悪名たかき真珠湾映画の脚本家とは思えないほど(笑)>そこで潜水艦映画で気分転換はかるならばこのホームページコンテンツ
>でも紹介されているイタリア映画の『大いなる希望』などお勧めです。
『大いなる希望』は未見ですが、やっぱり気分転換はイタリア映画ですか(笑)U99さん
>初めて見た時はイタリア語かスペイン語の放送かと思ってしまいました。
私も勘違いして見ました(笑)。ずいぶん明るくなりましたよね。
うちは放送大学も見れますが(盗み見?)、そこのドイツ語講座は想像を絶するほどカタいです。玖珠さん
>挙動不審と思われなかったかと、
>思わず周囲を見渡してしまいましたよ。
私は一人で、あからさまに驚いて、ついに幻覚が…とさえ思いました。
ページを開いたまましばらくパニクってました(笑) -
[329] 翻訳
ドイツ語講座のテキストは
私もちょっと残念です。
こうしてみると、正しく翻訳するにはただ言葉が出来るだけでなく、
専門知識が必要だと、つくづく痛感いたしました。
戦記ものにしても、ミステリーものにしても、
結構専門用語は出てきますもんね。
専門家の監修が必要ですね。
映画の字幕も問題があるものがあると、
聞いています。>マルシュさん
ありがとうございます。
私の手持ちのCDはCDC−7 47833 2でした。
イギリス盤と同じということですね。
私は、もうひとつ別の「Tipperary」も持ってます。
これはイギリスのCDでして、その中の「Tipperary」は
1914年録音となってます。レコードからCDに移しているので、
とても音が悪いですが、この時期の録音だと、
当時のUボートの乗組員が実際に聞いたかも・・・。
実はこのCDも映画のと同じかもと、間違えて買ったので、
そう自分に言い聞かせて慰めています。
実際これは映画のとは全然違いました。テンポが映画のよりゆっくりです。>U99さん
>でもどうして第1回が「Uボート」なのかやっぱり気になります。
>以前、玖珠さんでしたか、NHKにお知り合いがいらっしゃるようなお話をされていましたが、
>影響力を行使されたなんてことはないんでしょうかね。
そ、それはないです(笑)。
私の会社は地方のケーブルテレビ局なもので、
NHKの方はやってくることはありますが、
どちらかと言えば、受信料の営業の方、放送技術の方で、
しかも地方局の方ですし。
ほんとに「Uボート」が取り上げられたのは、不思議ですね。
ドイツ映画史の本とか読むと、「Uボート」はあまり評価は高くありません。
まあその手の本で評価が高いのは、いわゆる文芸作品ですから・・・。
原作も文芸作品としてはあまり高い評価を受けていないと聞いたことがありますから、
仕方ないのかもしれませんが、あんな大金をつぎ込んで「Uボート」とのような
映画を作るのに、何の意味があるのかというかなりキツイものでした。
私としては、文芸物であっても(といっても恋愛物が多いですよね)、
戦争物であっても、人間というものを描くことに優劣が出るとは思えないのですが、
これが一般的な評価なら、「Uボート」を教材にドイツ語を勉強しようというのは、
かなりマニアックな発想のような気がします。
だから、本屋でテキストを手に取って、
パラーッとめくってて、あの写真がチラッと視野の端っこに入って来た時の
驚きと言ったら・・・。挙動不審と思われなかったかと、
思わず周囲を見渡してしまいましたよ。 -
[328] ドイツ映画『U47出撃せよ』で見られる深度計。
マルシュさん
>Red Star Red Army Chorusというのは「赤星赤軍合唱団」と訳し
>まして、単に「赤軍合唱団」と呼んでいるアレクサンドロフ・
>アンサンブルとは別の団体です。
そうでしたか俗に言う赤軍合唱団とは別団体なのですね。
ありがとうございます>On the March「旅路」と訳す奴かな。短調の勇ましい行進歌なら
>そうだと思います。
このLDは自分でも何故買ったのかよく覚えてない代物なんです。
なので収録されている曲目には馴染みがせありません。その中で
この曲ともう一曲(曲名失念)に親しみを感じました。
ロシアの軍楽では勇壮もしくは哀愁を感じさせられるメロディー
が好みです。U99さん
>いずれにしても、これからも何か発見されましたら是非ご報告
>ください。
ではお言葉に甘えさせていただきまして映画ですけどUボート
深度計の話題をもう一つ紹介します。それは戦後まもなく西ドイツで製作されたギュンター・プリーン
の生涯を描いた映画『U47出撃せよ』で使用されるUボート艦内で
見られる深度計の表示は180mでした。
もっともこの艦内撮影が現存していた実物(大戦型Uボート以外も
含む)を使用したのかあるいはセットなのか私に断定できる知識が
ありません。ただし、ときおり見られる船上の様子を見ると船外の撮影では
実物のⅤⅡ型潜水艦を使用している形跡は感じさせられます。
他では艦橋部はよく作られたセットのように見えました。 -
[327] 残念!
兆治さん:
私の「真実の追究」にご協力ありがとうございます。でも本当は「250m表示に間違いありませんでした!」という衝撃のご返答をどこかで期待してもいました。何か残念です。いずれにしても、これからも何か発見されましたら是非ご報告ください。私もエラソーに色々こちらで書かせて頂いていますが、まだまだ知らないことだらけですので。クボヒロさん:
熊谷徹・・・・そうです、我らが尊敬する方と同一人物です。我々にとっては「KG7」の伝説的人物ですよね。3年ほど前にミュンヘンで見たことがありますが、益々「オジサン化」してました(ご本人には失礼)。現地でも邦人向け雑誌のコラムを書いたり、結構ご活躍されています。マルシュさん:
「艦船」とのご指摘、そのとおりですね。あと、”Zweiter Offizier”が「二等航海士」になっていたり。でも「Uボート」を題材にしてくれただけで大快挙です。そこは「カンベン」してあげましょう(笑)。
gonrokuさん:
それにしても今のドイツ語講座、凄いですね。なんかラテン系のノリで。7日の放送でUボートの場面が紹介されるものと勘違いして録画してみたのですが、初めて見た時はイタリア語かスペイン語の放送かと思ってしまいました。でもこういう楽しい方が語学はとっつき易いのではないでしょうか。昔はコテコテのガリ勉しかついていけないような雰囲気でしたもんね。
「Uボート」についても3回とは言わず、全場面をやって欲しいものです。gonrokuさんのHPがあることを
NHKに知らしめてはいかがでしょう。「ファンは多いぞ!」と。そうすれば5回シリーズ位にはなったりして(無理かな)。
でもどうして第1回が「Uボート」なのかやっぱり気になります。以前、玖珠さんでしたか、NHKにお知り合いがいらっしゃるようなお話をされていましたが、影響力を行使されたなんてことはないんでしょうかね。裏の事情が知りたいものです。
ではまた。 -
[326] テキスト
私も買ってきました。ヴェルナーが中尉になってることより、コラムの「連合軍側は戦艦2700隻」を失ったというのがブルーですぅ。軍艦と戦艦の区別ができない人はイヤ。軍艦にしても2700隻はいかないはずで、商船と海軍艦艇を合わせた「艦船」じゃないんでしょうかね。
>>兆治さん
Red Star Red Army Chorusというのは「赤星赤軍合唱団」と訳しまして、単に「赤軍合唱団」と呼んでいるアレクサンドロフ・アンサンブルとは別の団体です。On the Marchってのは「旅路」と訳す奴かな。短調の勇ましい行進歌ならそうだと思います。私はこの団体の映像は2〜3年前にWOWOWだか何かで放映したのを録画して持ってるんですが、同じソースかも知れません。
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[325] テキスト
私もドイツ語会話のテキスト買いました。
やはりヴェルナーは中尉になっていましたね(笑)。劇場版ビデオじゃなくて、せめてDC版を載せて欲しかったです。
そのKinema Deutschの次の「ユーロがやってきた」で「熊谷徹」の名を見て、もしや以前戦マガやHJ、MAなどでディオラマを作成していた人?な〜んて考えてしまいました。
番組に出演するエスター・シェーラーさんって、日テレの「恋のから騒ぎ」外国人スペシャルに出ていました。なんか番組に出ているイメージと全く異なってて、実はけっこう楽しい人のようですよ。 -
[324] おっしゃる通りでした。
gonrokuさん皆さんこんにちわ。
>ところが昨日、メル・ギブソン主演で初夏公開の『ワンス&
>フォーエバー』を観てしまったんです。
>こちらはベトナムものですが、5分の4(とは大げさかもしれ
>ませんが)が戦闘シーンで、
それ羨ましいですね
先日ブラックホークダウンを見に行ったさいにその映画の予告編
見ました。中々迫力有る映像だったのですが物語の主体は男女の
ラブ・ストーリなのかなと思ってました。
全編の5分の4が「ダダダッ」とか「ドッカーン」とか「プスッ」
なのですね期待します。(笑)確かに鬱系映画を続けて見ると人によっては滅入ってしまうでしょうね。
そこで潜水艦映画で気分転換はかるならばこのホームページコンテンツ
でも紹介されているイタリア映画の『大いなる希望』などお勧めです。
一時枢軸国であったイタリアが戦後すぐに制作したことなどから人間
性善説物ですので安心です。当時としては綺麗なカラー映像で制作されており何より実物の潜水艦が
舞台ですので好きな人には外せませんね。さて過日、書き込んだ内容について責任払いします。
例の深度計の映像をコピーしたので静止画像であらためて見直
しましたので気がついた事実を下記の通りご報告申し上げます。
1、計器は丸型で大きさは映画Uボートの深度計同様大きかった。
2、計器に表示されている数字は0から25までで大きな数字間は
細かい目盛で刻まれていた。
3、計器の上部にtiefenmesser 下部にm Wasser の表示が見
うけられる。
4、映像では針が20〜21を指していた。
以上の事から私が書き込んだ深度計はU99さん解説の
「浅深度計」と認められます。あらためて考えてみればU99さんがおっしゃるように現代
でも大戦当時でも潜水艦の限界潜航深度なぞ最高機密に違い
ありませんね。
なので当時の映像それも宣伝映像の類には容易に記録されて
いないですよね。
皆さんお騒がせて申し訳ありませんでした。お詫びに現存するUボート情報を一つ紹介します。
キールの海軍記念館などは有名ですね
そこで案外知られていない場所を紹介します。
そこは観光地で有名なハイデルベルグから南西に車で1時間ほど
走ったところにあるTechnik Museun Speyerという自動車や航空機
博物館です。そこに戦後型と思われるU-9と大戦中の小型潜水艇BIBER(識別番
号UB-407)の二隻が展示されています。
実は2年前のドイツ旅行でその博物館の姉妹館で隣接している戦車
や自動車博物館のジンスハイムには訪れたのですが家人の理解を
得られずにTechnik Museun Speyerには行けませんでした。
しかし現地博物館で購入した詳細な展示物カラーカタログで確認
してあります。軍楽
自称映像コレクターの端くれてある私もコレクションの中に軍楽物
があったような記憶が蘇り納戸をガサゴソとさらいましたらUSA輸入
版LDでこんな物が出てきましたタイトルは『RED STAR RED ARMYCHORUS
AND DANCE ENSEMBLE』で内容は赤軍合唱団が90年代にモスクワの
TCHAIKOVSKY HALLLで収録した全21曲です。
画質、音質とも良好でお気に入りはOn the Marchです。
もっとも軍楽は全く知識がありませんので、この曲がソビエトでどの
ような位置付けかも分かりません。 -
[323] ジブラルタルの水深とティペラリー
いちばん深いところで942mだそうです。そういう深い場所が幅15Kmくらい続くそうです。
地質学上の「ジブラルタル構造線」なるものが通っているとのこと。>>玖珠さん
Soviet Army Chorusについては、
東芝EMI盤と「英EMI盤 フランスEMI盤」とは別の録音だったと記憶するのですが、東芝EMIは
実家に置いてきてかなりになるので、なんだか自信がなくなってきました。玖珠さんがお持ちのは
「ドイツ製」ということですが、黒いジャケットに赤文字のCDC7 47833 2じゃないでしょうか。
それだったら英盤だと思います。後者の場合、ソロが歌った後にコーラスが"Tipperary!"とか合いの手を入れるのですが、映画の
音声にはそのような合いの手は入っていません。ただ、このくらい編集で消してしまうことは簡単
ですので決め手にはなりがたいと思います。私としては「別物」と考えているのですが。