過去ログ
前部室過去ログ(2009)
前部室過去ログ 2009/01/01 ─ 2009/12/31
-
[1763] Re: やはり...
出版社側にも、良い本を出そうという意気込みはあると思います。
でも、何が良い本かを見極めることができない出版社もあるのでしょう。
だから、使い古された写真や情報をまたも使い回すような本が出てくる。
読者も目(?)が肥えているから、それじゃ満足できないのでしょうね。ただ、現在の日本の出版界が抱える構造的問題も原因としてあるかと思います。
ご存知かも知れませんが、今の制度では、とりあえず本を店頭に並べると、その分の収入が出版社に入ることになっています。でも、返品が出ると、その分だけ返金しないといけないのです。大量に返品されればされるほど、出版社には手痛い出費です。しかし、別の本を出版すれば、その分だけまた収入が得られます。でも、それが返品されるとまた返金しなければならない。で、また新しい本を出して、とりあえず収益を確保する…。いわゆる自転車操業というヤツです。でも、そうすると、内容など二の次、それよりも、とりあえず量を確保しようという傾向がどうしても出てくるんですね。だから、「とりあえず本」が乱発されることになる。出版文化の退廃が懸念される所以です。
私もやはり、これまでとは違う付加価値の付いたUボート本が欲しいとつくづく思っております。
そういう意味で、昨今の和書のUボート本で私が感心したのは『Uボート・パーフェクトガイド』(学研)ですね。アマゾンではそこそこの評価ですが、この本の末尾にある「Uボートの魚雷攻撃法」の部分は高く評価されるべきだと思います。それは、この部分はおそらく筆者自らの足で得た情報によって書かれており、これまでの関連本では触れられてこなかった新たな内容が含まれているからです。自著として出版するなら、こうしたレベルを保ってもらいたいものです。もちろん、その意味では『深海の使者』や『深海からの声』は完璧ですね。
片や、外国文献をほぼそのまま訳して切り貼りしたものを、さも自分が書いたかのように、参考文献を何も明記していないものも多くみられますが、こうした類は内容云々以前に、著作権の問題はどうなっているのか、疑問を抱いてしまいます。
さてさて、まげ店長さんのご指摘とはズレたことをまたネチネチ書いてしまいましたが、やはり質の高いUボート本が欲しいということでした。失礼。
-
[1762] やはり...
「Uボート戦場写真集」、やはりというか、酷評されてますね…
私も何度か店頭で手にはしたものの、どうしても買う気になれませんでした。
理由は自分でも説明できないのですが。「何となく」昔は本文中に「Uボート」の一字があれば何でも買ってましたが、最近は気持ちも書棚も飽和状態になってきて、随分と悩んでから購入の可否を判断する様になりました。
先日久しぶりに本屋を回ったら、「日本潜水艦物語 (福井静夫著作集—軍艦七十五年回想記)」が出てましたが、この本には確かUボートの事は少〜しだけしか載っておらず、しかも間違った記述だった様な記憶があります。
(現在は手放してしまって手元にありませんので、正確な情報ではありません!!)
だから当然買ってません…洋書では相変わらずUボート本はコンスタントに出続けてますが、和書では手詰まり状態に陥っている感じがします。
そもそも、出版界自体が落ち込んでいますんで、なかなか本を出せないと云う事情もあるのでしょうが…やっと昔に買い込んだ資料に手を出せる筈なんですが、ここ数年は数学の方に感心が移ってしまってなかなかUボートの研究が進みません。
困ったもんです… -
[1761] 食べるシーンが好きです。
失礼します、
テレビシリーズの完全版DVDを買いました
この中で好きな場面は食事のシーンです
士官でも下士官でも魚雷室でも、そのシーンは味わいがありますね。
元日本海軍の潜水艦に乗り組みことを命じられた
人は、最初は嫌がるけど、次第に住み心地いいと、言うそうです。
その本がなぜ、こう言ったのか忘れましたが、
どうしても潜水艦は食っちゃ寝になるので、
通常艦艇よりはいいと思ったと思います
-
[1760] 縺薙?繝√ぉ繝?け
縺薙?繝√ぉ繝?け 縺薙?繝√ぉ繝?け http://www.u-96.net/?b8a0b3ade0fb
-
[1759] Black Flagが来ました
サブタイトルで「The Surrender of Germany’s U-Boat Forces」。
まだamazonでは公式には未発売の筈なのに、予約していたらamazonから送られてきました。
もう少し読み込まないと何とも云えませんが…1)資料集ではないです。文章もので、日本人には辛い(笑)。
2)末期の面白い写真類もありますが、モアレが酷いです。点数も少ない。
モデラーの方には不向き。
3)1945年3月、海での降伏、陸での降伏、フランスUボート基地の降伏、
デッドライトなどで章立てされてます。(付録にレーゲンボーゲンあり)パラパラ観た(あくまで印象ですが)感じ、全員が必携の本では無いですねぇ…
もちろん、こんな分野のみに絞った資料としては凄く興味深いのですが。
でも洋書なのに、これで3,000円以下ならOKでしょうか。 -
[1758] 「PQ-17 -対Uボート海戦」が廉価に
4,000円くらいして4本もあった「PQ-17 -対Uボート海戦」シリーズが1本500円!の廉価シリーズで出ています。
ソ連映画の何たるかを知っているつもりなので、1本500円でも私は躊躇しています。
はたして、4本で2,000円を投資する価値があるのでしょうか?同シリーズの「北極圏対独海戦1944」と「対独爆撃部隊ナイトウィッチ」を各500円で近くのスーパーで買ってきました。
(ナイト・ウィッチとは、スーパマニアックな!)
「北極圏〜」の方を観ていると、一緒に観ていたカミサンが不機嫌になってきたので(笑)途中で止めました。
「祖国大戦争」シリーズで同じ目に逢ったので、私は『ソ連映画はこんなもんさ』という諦めがあるのでまだ我慢して観れるのですが… -
[1757] Re: 「U900」のレビュー
> たかひろさん
> 僕はすでに「U900」のDVDを、昨日、入手して、早速、視聴しました。
> このコメディ映画は、ドイツに住んだことのない日本人にとってはあまり面白くありません。なるほど、その通りですね。
この文章を読まないで鑑賞していたら、私は激怒していたかもしれません。
「あまり面白くありません」という前提で観ると、大変に満足できました。お薦めはできないけど、『「Uボート」のファンの方々は、買っても損はないと思います』
の言葉通りです。
もう一度観るかどうかと問われると… 考えてしまいますね(笑)
ただ、私の意見では例えば「Uボート 最後の決断」よりは充分に面白いと思いますが… -
[1756] 「U900」のレビュー
みなさま、お久し振りです。
僕はすでに「U900」のDVDを、昨日、入手して、早速、視聴しました。
はっきり言わせてもらいますと、このコメディ映画は、ドイツに住んだことのない日本人にとってはあまり面白くありません。僕はシュツットガルト近郊に住むドイツ人家族にホームステイしていた時に、コメディのビデオ、コメディショーのTV番組などを家族と一緒に見たのですが、あまり笑えなかったのでした。
理由は、もちろん、ドイツ語がわからなかったのが主な原因ですが、後からわかりやすく説明してもらっても、やはり笑えませんでした。というのは、テレビに出ているドイツ人タレントがどういう人かよくわからないので、笑えないのです。(苦笑)
これは、外国人がさんま、ダウンタウンなどの日本の大物コメデイアンのトーク番組を見ても、あまり笑えないのと全く同じでしょう。つまり、笑いのツボがちょっと違うし、コメディアンのキャラをわかっていないと面白くないのです。(苦笑)
「U900」については、字幕の翻訳が“中途半端”なのも面白くない理由です。“中途半端”というよりも、“翻訳しようがない”というべきでしょうか?この映画は、アッツェ・シュレーダーのキャラがあるからこそ、ドイツでは大受けしたコメディなのですが、字幕にすると、残念ながら、それがほとんど消えてしまうのです。あと、アッツェが、どういうコメディアンとしてドイツでは認識されているのかを知らないと、あまり笑えないと思います。
まあ、「Uボート」のファンの方々は、買っても損はないと思いますが、アッツェと紅一点のイボンヌ・カッターフェルト嬢などのキャラをちょっと知っていないと、あまり笑えませんね。(苦笑)
-
[1755] もういっちょう、Uボート本
星野力氏の「甦るチューリング—コンピュータ科学に残された夢 甦るチューリング—コンピュータ科学に残された夢」の続編?が出ました。
「チューリングを受け継ぐ—論理と生命と死」なんですが…
1)まずはテーマが人工知能論?に特化
2)少しだけ、エニグマとボンブに書かれているものの、情報少なし
なので、私は買うのを保留しました。前作は大変に面白かったのですが…(群論を少しだけでも勉強すると、更にグー!)
-
[1754] ご意見募集したく!!
U99さん
>まげ店長さん、ご覧になったら是非レビューを。
手元に来ました。数学(現在は複素解析)の合間に?鑑賞、頑張ります!- - - - - - - - – - - - - - - -
広田氏の「Uボート戦場写真集」を本屋で見ました。
このシリーズはamazonでボロクソに叩かれているので、期待していませんでしたが…
私も全部の写真を覚えている訳ではないですが、果たしてこの本買うべきか?買わざるべきか?
(陸軍は深入りしていないので「ドイツ列車砲&装甲列車戦場写真集」は興味があり買いました)取り敢えず私は、最近では全部のUボート資料に飛びつくのを已めたので保留中です。
決して安くはないですしリイド社の「KRIEGSMARINE U‐BOATS1939‐45—ドイツ海軍Uボート」とか、哀しいような本が出てますから…
(でもこのシリーズのアメリカ海兵隊は良かったです)