過去ログ

前部室過去ログ(2000)

前部室過去ログ 2000/08/09 ─ 2000/12/31

  1. [52] Re:U96の近況

    U99

    >1号艦、2号艦はどんなものだったのでしょう…
    >大変お手数おかけいたしますが、この件につ…
    よーすけさん、こんばんわ。ご質問、私などでよければいくらでも。
    この件に関する私のネタ本は、KKワールド・フォトプレスの
    「メカニックマガジン」1982年4月号です。
     同誌によれば、Das Bootで使われたUボートの複製は全部で5隻です。これらのうち、1号艦は全長5_で、スペインのビゴ港の場面に使われました。この艦は3、4号艦と同様に潜水が可能です。
     次の2号艦は、実物大のUボートです。これは潜水はできませんが、
    外見はスクリューにいたるまで実物どうりに作られたそうです(本当でしょうか?見えないところまで作ったりしますかね。この点については少し疑問に思っています)。当時の撮影中の写真を見ると、艦橋の周りにビル建築に使われるような、カメラクルー用の足場が作られています。また、撮影中に嵐にあってひどい損傷を受けたとのことです。
     魚雷の発射シーンでは1号艦と4号艦が使われ、あの魚雷は実はたったの50センチしかなかったそうです。
     それにしても1号艦と2号艦は今ごろどこにあるのでしょうか。スクラップ?もったいないなあ(笑)。それではまた。
    PS「ドイツ語でみよう」さん、ご質問への回答、もう少しお待ちください。

  2. [51] ありがとうございます。

    元練習生

    U99さんほか、皆さん親切に教えていただきありがとうございます。
    ヘアカロイントですか!!
    日本語訳では艦長になっていたので、艦長のドイツ語かとおもっていました。
    そういった部分翻訳家の方も正確に訳してほしいなと思いました。
    それにしても、ドイツにUボートの実物の展示があるようですが
    是非とも学生中にいきたいなあとおもいますが…
    社会人になってからでは、なかなか時間もとれないだろうし…
    皆さん、いろいろ教えていただきありがとうございました。
    今後ともよろしくお願い致します。

  3. [50] Re:ウルマン少尉

    ドイツ語で見よう

    U99さん、頼もしい。

    > この映画の中でも、ほとんどの場面でHerr Kaleuntと呼ばれています

    映画の中でナビゲーターが嵐の最中に位置を聞かれたときに、「計算できません。艦長」ていうときは、はっきり(でもないか) Herr Kaleunt(日本人が普通に聞くと「アッカロイ」に聞こえる)と言ってますね。他にも最初の襲撃で水中聴音できた時に、あきらめかけて少し離れていた艦長を次席が呼ぶときもそうでしたか、いくつか「アッカロイ」系に聞こえるところもあるのですが、「マッカロイ」にしか聞こえないところもあります。あれは前の単語の最後とリエゾンしてるのでしょうか、それとも、何か別の単語(の略語)+「カロイ」なんでしょうか(僕はそうじゃないかと推測してたんですが)?わかりますか?

    大学でドイツ語第一外国語でしたが、日本にいる間ほとんど生きたドイツ語聞いたことってなかったです。この映画の中で、学校で習ったのとは違って今のドイツ語は母音が必ずしも閉母音ではないことや、弱い母音や最後の子音の欠落という、英語と共通の道をたどっているのがわかりました。また「ナー」Naが、Nun Neinといろんな単語の変形で違う意味で頻繁に使われてるのが印象的でした。

  4. [49] Re:映画「U・ボート」のワンシーン

    ドイツ語で見よう

    お久しぶりです。ここでの名前「ドイツ語で見よう」です。

    前後逆になりますが、
    >私の昔のドイツ語の先生は、この映画に出てくる機関長の名前が「エリー」だと思っていたそうです。

    私もホームページを見るまではそう(ドイツ人じゃないので、「リー」にしか聞こえないので、リーさんだと思ってたので、もっとひどいですが)思ってました。

    >”Bug rechts  Lage 50!”
    >と言っています。この場合のLageとは、もっとも多様される意味の「位置」ではなく、敵方から見た我が方の方向、すなわち「方位角」のことです。ですからここは、
    >「方位角、右50度」
    >としなければなりません。

    やはりそうでしたか。実は、商船の形をよく知らないのでどちらが前でどちらが後か画面を見ても分からないし、ドイツ軍の魚雷管制装置は日本のとは違うというので、いったいどうなってるのかしらん、と誰か知ってないかしらと思って、よその某サイトで質問したの私です。ドイツ語でも英語の訳語でも位置という意味と軸角(伝統的水雷術だとこの角度は方位角のことですね)という意味とあるんで判別できなかったのです。原作でもあそこは「先任将校は諸元を「….」と、声に出したが、すでにそれは管制装置に入力されているのを確認するだけであった」というような感じ(本屋で英訳を立ち読みした記憶だけなのでいいかげんですが)で、会話からも分からないし、機械の説明もないので余計分からなかったです。
    先日「鉄の棺」の英訳を買ったときに用語解説が載ってたので、やっぱり「方位角」だと確信を強めていたのですが、これでもうほんとに確信していいですよね。マニアがこうじて、あの時の襲撃行動図を作ろうなどというのを試みてそこで詰まっていましたが、これで襲撃する前後の数分の部分はできました。あの場面って途中からならリアルタイムなので、映画によると、という限定付きならできちゃうんですよね。後元々の進路と発射までの2回の針路変更の前後の時間とか分かると大体かけますが、完全版とディレクターズカット版とで少し違ってたりするんでしょうか。

    少年のころならいろいろ文献もあったと思うのですが、今はUボート関係の本て手に入りにくいですね。「鉄の棺」もこっちで買った潜水艦戦の本の参考文献にあったので知ったくらいだし、著者のWernerが職業作家なのか元乗組員なのかもその本War beneath the seaを読んでいく途中でやっと分かったので、ここの掲示板の最初の方で書き込んでたなかのWernerて皆さんなら先刻よくご存知の「鉄の棺」の著者のWernerのことなのです。それでもやっぱり貴重な体験者の資料なのか、「鉄の棺」の描写と「Uボート」の描写ってよく似た部分多いですね。

    いまさらそんな基本的なこと聞くなって感じかもしれないんですが、ブーフハイム自身は報道班員で、乗り組み経験はあっても戦う立場ではなかったですよね。

  5. [48] Re:U96の近況

    よーすけ

    U99さん、こんにちは。よーすけと申します。よろしくお願いします。
    私もUボートが好きな一人なのですが、そのセットの行方が気になっていました。いろいろなサイトを回ってもそれらしいものはわかりません。ただ、ババリアのサイトはみつけましたが。
    1号艦、2号艦はどんなものだったのでしょうか?
    大変お手数おかけいたしますが、この件についてお教えいただけないものでしょうか?よろしくお願いします。

  6. [47] Re:ウルマン少尉

    U99

    >またまた、元練習生です。
    ウルマン少尉役の方ってなんかディカプリオににてるなと思いました
    あと、彼は少尉のはづですが下士官室でベルナー少尉と同室ですね。
    これは、艦内が狭いためにに下級士官は下士官室でねていたのでしょうか??
    あと、ウルマン少尉がベルナーに少尉殿と呼んでいたのが気になります。同じ階級のはずなのに…
    Herr ehemalige Seekadette(元練習生殿)!
     ウルマン君は少尉ではなく、まだ士官候補生(Faehnrich)です。
    その証拠に、ツバに金モールのない下士官用の制帽を被っていますよね。これから偉くなるために、先任から指揮官としての心得を教え込まれているシーンもありますし(このあたりは原作を読むとはっきりします)。
     もう一つのご質問である「艦長」にあたるドイツ語ですが、これはKommandantです。しかし、階級で呼ぶほうが多いようで、この映画の中でも、ほとんどの場面でHerr Kaleuntと呼ばれています(ヘア カロイントと発音します。ただ、ドイツ人の中には「ハロー」を「アロー」と言うように、Hの音を落とすような発音をする人がいるので「ヘア」が「エア」と聞こえることもあります)。herrとは英語のMr.に相当し、Kaleuntは「海軍大尉」のドイツ語であるKapitaenleutnant(カピテンロイトナント)の略称です。ですから、この映画の艦長は大抵の場合、「大尉殿!」と呼ばれているわけです。もちろん、Herr
    Kommandant(「艦長殿」)と言っても間違いではありません。
     因みに現在のドイツ連邦海軍(Bundesmarine)では大尉の略称をKaleuntの最後のtをさらに略し、Kaleun としています。また、機関長についてはL.I.(エル イー)とせずに全く違った呼称を使い、S.T.O.(エス テー オー=Schiffstechinischeroffizier)と呼ばれています。
     最後に私から皆さんに質問です。ディレクターズカット版の映画パンフは、オリジナル版パンフとどれだけ内容的に違うのでしょうか。まあ、言葉で説明するのは難しいでしょうから、「かなり違うとか」「60%は同じ」とかでもかまいませんので、教えていただければ嬉しく存じます(もう入手は不可能でしょうねえ)。

  7. [46] Re:映画「U・ボート」のワンシーン

    U99

    >gonrokuさん、U99さん、情報提供ありがとうございます。
    >やはりウワサの?3番管は「out of order」だったのですね。
    >何故TV版だけでしか訳してくれなかったのかと疑問が
    >沸々と沸いて来ますが、こうなるとその故障に興味が湧いてきたり
    >してしまいます(凝り性なもので)。
    >大戦初期の魚雷の不調に掛けたものなのか、単に発射管の調子が
    >悪かったのか、もし魚雷が発射されていれば戦果に影響があったのか等、
    >結構気になってしまいます。
    そういう徹底した態度に敬服します。
     確かに初期には魚雷が不調でしたが、それらの不調は
    いずれも発射後に起きるものでした。私の記憶にある限り
    魚雷が発射管を出なかったという例は、プリーンがスカパフローに
    潜入したときに一件起きたというものだけです(それ以外の例を
    ご存知の方はご一報ください)。
     いずれにしても、なぜこうした演出をしたのか、その訳を今後も調査していこうと思っています。
     では、もしこの3番魚雷が正常に機能していれば、どのような結果になったのでしょうか。字幕に出る艦長の指示では「大きいほうに2発ぶちこめ」となっています。しかし原語ではその続きがあって「あとは1発づつ」と言っています。すまり、1・2番は「大きな船」に、3番、4番は別の「1隻づつ」ということになります。ですから、3番が命中していれば、もう1隻撃沈していた可能性があったわけです。
     それにしても、3発発射してすべて命中とは。原作では5発発射して3発命中ですよね。映画の艦長は、原作の艦長を超えたのですね(笑)。

  8. [45] ウルマン少尉

    元練習生

    またまた、元練習生です。
    ウルマン少尉役の方ってなんかディカプリオににてるなと思いました
    あと、彼は少尉のはづですが下士官室でベルナー少尉と同室ですね。
    これは、艦内が狭いためにに下級士官は下士官室でねていたのでしょうか??
    あと、ウルマン少尉がベルナーに少尉殿と呼んでいたのが気になります。同じ階級のはずなのに…

    それでは、失礼します。

  9. [44] MON GARSですか!

    元練習生

    クボヒロさん、ゴンロクさんどうもありがとうございます。
    私が聞きたいのは、おそらくMON GARSのことだと思います。
    サントラ版に入っててよかった〜(安堵)

    そうですね、あとディペラリーもききたいですよね!
    でも、あれは映画では英国の歌とかいっていたから今回のサントラには
    収録されていないのでしょうか??

    なんか、MON GARSってすごい気に入ってしまって何回も
    まき戻ししてきいていたから借りてきたビデオの画像がすごくわるくなってしまって…(申し訳無いですぅ…)

    携帯の着メロとかにできたら最高だなと思いました。
    残念ながら、マケライオンさんのHOMEには無かったので
    CDが届くのを待つとします。
    多分、MON GARSは軍歌ではないんですかねえ?!

    最後に、大学の授業でドイツ語を履修しなかったのが心残りです。
    艦長ってドイツ語でなんというのかなあと思う元練習生でした。

    皆さん、レス頂きましてありがとうございました。

  10. [43] さらに音楽関係で

    カラテカ伍長

    なぜU・ボートのサントラに「It s a long way to tipperary」が
    収録されていないのでしょうか、結構気に入っているだけに残念です。
    欲を言えばラ・ロシェル帰港時に軍楽隊が奏でる曲も
    (こちらは曲目不明ですが)欲しかった、と愚痴ばかりですが
    心に残る音楽が多いだけに、注文も自然と増えてくるのです。

    それにしても、皆様の知識には素直に脱帽です。

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