艦長：Der Alte , Herr Kaleun , Kapitänleutnant , Kommandant

海軍大尉。騎士十字章・Uボート徽章受賞。30歳で経験豊かな船乗り。以前は帆船にのっていた。ナチの女と婚約。ヒトラー崇拝者ではなく冷静な男。大言壮語を好まず、大本営発表に皮肉を言ったりするが、命令には逆らえず苦渋の表情を浮かべ苛ついたりする。
好きな曲：J’Attendrai / Rina Ketty、La Paloma / Rosita Serrano

原作：空軍兵の未亡人と婚約しているが、制服+記章付きで連れ回されることにうんざりしている。これまで20万トンを撃沈するが、コレクションの中にはまだ駆逐艦がない。みた目は「海の男」というより、実直な市民。

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機関長：L.I. (Leitende Ingenieur)

海軍中尉、一級鉄十字章、ドイツ十字章受賞。ケルン出身。出航前日に妻が出産のため入院。

原作：27歳。今回が12回目で、最後の航海。Ｕ96の処女航海以来乗艦。艦長とは７度一緒に出撃。”油を塗ったよう”に艦内を走る。

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ヴェルナー少尉：Werner

海軍報道部記者。少尉。二級鉄十字章・Uボート徽章受賞。取材のため初めてＵボートに乗艦。劇場版、ディレクターズ・カット版ではカットされているが、物語の”語りべ”である。士官食堂での食事の際、いかにして次席に邪魔されずに食事できるかを習得。

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先任士官：I WO（Erster Wachoffizier）

海軍中尉。第一当直担当。メキシコへ渡り、養父が営む農園の後継ぎだったが、ドイツに帰国後、ヒトラー・ユーゲント団長に。ケルン出身の婚約者を空襲で亡くしている。
生真面目な性格で、食事の時はナイフとフォークを解剖具のように扱うとこが、皆に気にいられてない。髭は丹念に剃っているが、眉を毛ジラミに襲われる。ジブラルタルの時はさすがに無精髭で登場。

次席士官：II WO（Zweiter Wachoffizier）

海軍中尉。一級鉄十字章・Uボート徽章受賞。第二当直を担当し、通信文をエニグマで暗号化・複合化する。場を明るくさせるひょうきん者で、初乗艦のヴェルナーに状況説明する。
砂糖とコンデンスミルクとレモン汁で”特製Ｕボートカクテル”を作るが、ウケが悪い。寝床では犬のぬいぐるみを抱いて寝ている。

原作：ハンブルグ郊外出身の元銀行マン。あだ名は”ガルテンツヴェルク””ベビーオフィサー”。

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ウルマン：Ullmann

少尉候補生としてU96に乗艦。艦内では先任から「士官の心得」を学んでいる。
カフェ「ア・ラミ・ピエロ」の隣の花屋に勤務するフランス人・フランソワーズと婚約しており、フランス語の教科書を読みながら熱心にラブレターを書き続ける。船団攻撃で右腕に怪我。

航海長：Obersteuermann

名はクーリヒバウム。４人の子持ち、５人目ももうすぐ。船位測定が正確で艦長の信頼が厚く、船団攻撃やジブラルタル突破作戦など度々艦長から同意を求められる。彼だけ出港時からヒゲを生やしている。ジブラルタルで負傷。

原作：就航以来乗艦。艦橋に出たとたんに星を見極めることができるらしい。

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ヨハン：Jochan “Das Gespenst”

機関兵曹長。”幽霊”と呼ばれる。機関と結婚しているといわれ、ほとんど艦橋に出ない。９回目となる今回の航海で、船団攻撃後に乱心してしまう。

原作：名はアウグスト・ヨハン。ヴェルナー曰く『受難のキリスト』、艦長曰く『苦悩のキリスト』。原作では乱心しない。

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掌帆長：Bootsmann

名はランプレヒト。水兵をまとめる掌帆長として大変忙しい人（字幕では兵曹長）。水兵にとっては艦長よりコワイ人。荒天の艦橋でも上手にタバコを吸う。ジブラルタルに入る時は、いち早く救命胴衣を着用。

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シュムット：Schmutt, Smut, Smutje

航海中の乗組員の食事を賄う烹炊員。

原作：実は一級鉄十字章とＵボート戦功章を持っている。拘置所から出るのに３度も艦長の世話になっているため、この世に上司は「おやじ」しかいないと思っている

ヒンリヒ：Hinrich

聴音兵兼通信兵兼衛生兵。潜航すれば44人分の耳となり、ケガ人が出れば看病し、乗組員の毛ジラミチェックも担当。通信室ではタマネギを育てている。

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ピルグリム：Pilgrim

発令所付き下士官。船団攻撃やジブラルタル潜行の際は横舵担当。荒天時の当直中、艦橋から転落し助骨三本折る。フレンセンとコンビで猥談担当。尻毛で結び目がつくれる。頭につけているグリースが臭いらしい。

原作：チューリンゲン出身。

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フレンセン：Frenssen

下士官。ピルグリムとコンビで猥談担当。ダンベルで体を鍛え、ボディビルダーの写真を眺めてニタつくこともある。

原作：コットブス出身22歳。

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アリオ：Ario

ディーゼル機関兵。聖書屋が聖書を読んでいるのが気に入らず、よくからむ。船団攻撃で潜航した時、右腕に怪我。ヴェルナー少尉にウェスを投げつけたり（たぶん）、先任が使用中のトイレのドアを蹴ったり、ささやかな反抗をする。ジブラルタルで奇跡の生還後、眠っている機関長に毛布をかけるというやさしい面もある。

原作：コンドームのコレクションを持ち込んでいるらしく、爆撃を受けるたびに”遺品”として家族に届けられるのが気がかりでしょうがない。

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シュヴァレ：Schwalle

ディーゼル機関兵。洗面器を太鼓がわりにドラムのお手前を披露。

原作：読書家で出航以来18冊の本を読破、艦内では最高記録。

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ドゥフテ：Dufte

第二当直担当・発令所付・横舵機担当。”しょんべんマーチ”に加わったことを艦長に見破られる。鳥を敵機と間違えて、潜航させてしまった。帰還したら結婚しようと思う女性がいるが、前部室で写真を晒されからかわれる。

聖書屋：Bibelforscher

ケッチェンブローダ出身の水兵。シュムットの助手（?）を務めている。熱心なクリスチャンでいつも聖書や宗教論文を読んでいる。駆逐艦に攻撃された時、頭にケガをし、さらにジブラルタルでフレンセンに殴られる。

艦橋ビリー：Brückenwilli

ジブラルタルを抜ける恐ろしさを知らないため、小突かれる。裸ダンサー。昼下がりの情事にあこがれる。

ボックスティーゲル：Bockstiegel

発令所付・潜舵機担当。航海中に毛ジラミ発生！

原作：19歳

マルクス：Markus

発令所付兵。縦舵機担当。

ハッカー：Hacker

一人だけスキンヘッドでインパクトは強いが、セリフは「コーヒーだ！」の一言..

メルケル：Merker

発令所付兵。

ベンヤミン：Benjamin

士官の食事当番。船団攻撃の後、恐怖で泣き出したりもする。よく歯を磨いている

モニク：Monique

《バァ・ロワイヤル》の歌姫。『MON GARS』と『LA ROCHELL』を披露。

原作：アルザス地方出身のフランス人。ドイツ語は兵隊の喋る下品なものしか知らない。

フランソワーズ：FranÇise

ウルマンの恋人。カフェ「ア・ラミ・ピエロ」の隣の花屋で売り子をしている。ウルマンの子供を身籠る。出航の日は封鎖地区に入ってウルマンを見送る。

ゼーヴァルト：SeeWald

海軍部代表のゼーヴァルト氏。スペイン・ビゴでジブラルタル突破の資料を持参

艦隊司令長官

帰港したＵ９６を出迎える艦隊司令長官

ヴェザー号の船長：Kapitän “Weser”

スペイン・ビゴに停泊中の商船ヴェザ－号の船長。魚雷の調達には苦労するが、秘策があるらしい。

ヴェザー号の士官：Officer in “wesser”

スペイン・ビゴに停泊中の商船ヴェザ－号士官。中尉。「総統」の言葉に意味深に反応する。爆雷攻撃に興味があり、潜水艦を攻撃する２つの方法を解答。

トムゼン艦長：Kapitänleutnant Thomsenn

フィリップ・トムゼン。海軍大尉。一級・二級鉄十字章・Uボート徽章受賞。U96出航前日に帰港し騎士十字賞を受賞。バァ・ロワイヤルに泥酔して現れる。
次の哨戒中、U96と遭遇する。

原作：U96と遭遇した後、二度の位置報告の要求に答えず、U96艦内でトムゼンの話題はタブーとなった。

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Ｕボート

映画のために建造された実物大Ｕボート二隻（海上撮影用とスタジオ撮影用）がある
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その他

Kapitänleutnant mit Pistole

バァ・ロワイヤルで銃を発砲した大尉。艦長が次席士官にヴェルナーを紹介するシーンでは、艦長の後ろに怪しげに立っている。

原作：“騎士十字賞持ちのトルーマン”

港を警備するドイツ兵