潜水艦映画

潜水艦映画

潜水艦イ-57降伏せず

潜水艦イ-57降伏せず
我らが日本海軍伊号潜水艦モノ。太平洋戦争の末期、潜水艦イ−57号は和平工作のため、連合国の外交官とその娘をカナリー諸島へ送り届ける任を負った。だが、わずかな時間差でポツダム宣言が発せられ、戦争は終結していた……。垢スリで量を競い合ったり、敵艦を撃沈した瞬間のシーンが歓喜する乗組員の姿ではなく、厨房でネズミを退治して喜ぶ炊事当番の姿という所がよい。これだから日本映画は大好きだ。潜水艦は当時の海自唯一の潜水艦「くろしお」を使用したもよう。

THE KEY

第二次大戦中、タグボードの船長デイヴィッド・ロス(ウィリアム・ホールデン)は、旧友クリス・フォード(トレヴァー・ハワード)からアパートの鍵を受け取る。その部屋には同棲中のステラ(ソフィア・ローレン)がおり、もしも自分に何かあった時には彼女と同棲してくれと言うのだった。その後、出航したクリスは再び帰らなかった。デイヴィッドはクリスの言う通りアパートへ向かい、やがて彼女と愛しあうようになるが、結婚前夜に出撃を命じられ、思わず自分の鍵を通りかかったクリスの部下ケーン(キーロン・ムーア)に託した。海上でのUボート戦いで負傷しながらも奇跡的に脱出して帰還するデイヴィッドだったが…。

深く静かに潜航せよ

深く静かに潜航せよ

RUN SILENT, RUN DEEP

1943年7月、”魔の海”豊後水道で日本軍の攻撃を受け、部下と艦を失ったリチャードソン中佐は、潜水艦ナーカの艦長として再び出航した。駆逐艦アキカゼへの報復のみに執念を燃やし、敵艦を発見しても攻撃をしない艦長に、乗組員は不信感をいだくようになる…。ナーカの艦長になるはずだった副長ブレッドソー大尉が、艦長とクルーとの間で板ばさみになりながらも、ケガを負った艦長に代わってアキカゼを見事に撃沈。と、喜んだのも束の間、そこには本当の敵が迫っていた・・・。「亡き部下の仇をとるため、新しい部下の命を犠牲にするつもりなのですか?」とはなんとも的を得ていて痛いお言葉。

眼下の敵

THE ENEMY BELOW

大戦下の南大西洋を舞台に展開する、アメリカ駆逐艦とドイツ潜水艦の息詰まる戦いを描く。R・ミッチャム、C・ユルゲンス共演。米VS独の描写も、他の映画に比べて割とフェア。二人の頭脳戦が面白い。撮影に使われた艦はアメリカのガトー級の改造らしいが、映画の中では、IX型あたりの設定か?

人間魚雷回天

人間魚雷回天

太平洋戦争末期、学徒出陣した助っ人士官たちが、日本海軍の最後の儚い望みを託して生み出された秘密兵器”回天”の訓練を受け、必死作戦にでる。「生きているってすばらしいなぁ」の一言が禁句となっている時代を容易に共感はできません。ましてや、3度も生き残ってしまった村瀬少尉の苦悩などわかろうはずがない。切ないなぁ。日々”体当たり”の訓練を受け、本懐を遂げるべく出撃しながらも艦が故障してしまった士官(岡田英次だったかな?)が、潜望鏡に刻んだ「ワレマダ生存セリ」は泣かせる。

地獄と高潮

地獄と高潮

HELL AND HIGH WATER

元米海軍仕官と科学者たちが中国軍の核兵器基地を調査するために潜水艦で北氷洋へ向う海洋スパイ・アクション。アクション、陰謀、ロマンスを盛り込んだ娯楽作。B級映画 監督サミュエル・フラー作品。

潜水艦ろ号 未だ浮上せず

潜水艦ろ号 未だ浮上せず
物語がトントン拍子に進んでいく外国映画は笑ってしまうが、これが帝国海軍となると、一喜一憂してしまう。1944年7月、戦艦大和を失い、制空権を奪われた海軍に残された道は一つ、残存潜水艦四十数隻による特攻作戦だった…。そして米艦隊を捕捉・攻撃すべく出撃した第六潜水艦隊に属する呂号潜水艦が、パラオ島付近で重巡洋艦インディアナポリス号を轟沈。浮上戦に移り、駆逐艦と奮戦しながら、「ワレ目下浮上戦闘中ナリ、航空母艦一、重巡インディアナポリス轟沈、ナホ本艦ニ敵弾命中、傾斜シツツアリ」と無電を打つ。  スマートネスを以てモットーとするネイビーモノだけあって、ヒジョーにジェントルマンでいてブレイヴ!

大いなる希望

LA GRANDE SPERANZA THE GREAT HOPE

第二次大戦中、大西洋上において連合軍艦船を敵にまわし奮戦したイタリア潜水艦の乗組員の勇士を描く。再公開時に「潜水艦潜航せず」に改題。

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