潜水艦映画
潜水艦映画
Uボート(2)パウケンシュラーク作戦
Uボート(1)攻撃せよ!前進せよ!撃沈せよ!
サンダー・ポイント
THUNDER POINT
大戦末期、密約書類を持ったナチ要員がUボートに乗り込むが、途中撃沈されてしまう。時は現代、カリブ海に浮かぶヴァージン諸島でダイビングをしていたベイカーは、沈没して珊瑚に覆われたUボートを発見する。艦内にあった〈ウィンザー密約書〉には英国にとって一大スキャンダルとなる内容が記されていた。書類の回収のために英国情報機関は元IRAテロリスト、ショーン・ディロンを送り込む。原作はジャック・ヒギンズ著「サンダーポイントの雷鳴」(早川書房)
サブダウン
敵対水域
HOSTILE WATERS
1986年10月、レイキャヴィクでのレーガン&ゴルバチョフの米ソ首脳会談直前に実際に起きた事件をTV映画化。バミューダ沖でソビエト海軍のヤンキー1型原潜K−219と、アメリカの攻撃型原潜が接触事故を起こした。ブリタノフ艦長率いるK−219は大打撃で、メルトダウンの危機にさらされる…。火を消すために開いたミサイルハッチをみて、米原潜艦長が敵対行為とみなして魚雷発射命令を下すあたりなど、かなり緊迫します。この一発で世の中凄いことになると思うと恐ろしいです。というか、メルトダウンの方が恐ろしいんですが…。まだあどけない乗組員とシブいルトガー・ハウアーは良い。
イン・ザ・ネイビー
クリムゾンタイド
ラストUボート
THE LAST U-BOAT
1993年1月2日NHKの正月ドラマとしてオンエアされた1作。1945年ドイツ崩落の直前、日本へ向けて出航したUボートを舞台に、第2次世界大戦での知られざる真実を再現した衝撃のドラマ。
総統暗殺計画に加担したというケスラー空軍大将や、2人の日本人将校が便乗し、さらに設計図やウラン酸化物などが積み込まれ、日本へ向かう途中の洋上で終戦を迎え、前進か後退かの選択に迫られたたというのは事実に即しているようですが、実際にはウランは海に捨てられたわけではなく、揚陸されて持ち去られたという噂(トップシークレットになっているらしく、事実はわかりません)。ドラマでは艦内での会話は英語でかわされてましたが、計器類はしっかりドイツ語でした(笑)。
ピンク・ノーベンバーを追え!?
GOING UNDER
建造中のスタンダード潜水艦の完成を迫られた大将が、あらゆる部品を集めて一週間で完成させる。しかしそんなもの早く沈めてしまいたい大将は、ダメクルーを乗艦させて、とっとと始末してしまおうと考えた。そこで選ばれた艦長は、前回の航海で潜水艦を”陸揚げ”させてしまって謹慎中のバナー(ビル・プルマン)。
途中、ソヴィエト海域に入ったため、ピンク・ノーベンバーに追われるが、艦が鯨に化けて危機を乗り越える。しかしそこで日本の捕鯨船に狙われ、モリを打ち込まれたり、氷山に乗り上げたり…、笑いにとり残されてしまがちなおバカ映画ですが、不覚にも笑ってしまう所も多々(?)あり。
レッド・オクトーバーを追え!
THE HUNT FOR RED OCTOBER
潜水艦モノの傑作といえば必ず名の上がる一作。ジャック・ライアン・シリーズ第1弾。
ソ連原子力潜水艦”レッドオクトーバー”の艦長ラミウスは出航後予定外の行動をとった。音を探知されないという”キャタピラー”を搭載した最新鋭のレッドオクトーバーは、アメリカ海軍潜水艦ダラス号の前で突然姿を消す。艦長の亡命を知ったソ連はレッドオクトーバーを沈めようと、「ラミウスの精神錯乱」を理由に協力を要請。CIAのジャック・ライアンは、「亡命」を信じ、ラミウスを救おうとダラス号に乗り込む…。
排水量32,000t! ちなみにUボートは759t…。
冒頭の艦橋のシーンからカルチャー・ショックを受けます。