Uボート・エース

ヴィルヘルム・シュルツ

WILHELM SCHULZ

1906年ケルン生。1933年に海軍へ入隊し、商船へ乗り込む。1935年Uボート部隊へ移り、開戦時にはU10の艦長だった。U10での2回の哨戒を経て、1940年4月にU64を就役させるが、約1週間後イギリス艦によって撃沈され、8名の乗組員を失う。2ヶ月後にはU124の艦長として再び哨戒に出て、41年3月~5月の68日に渡る作戦で、12隻57626トンを沈め騎士十字を授章する。同年9月よりダンツィヒ(後にサン・ナゼール)の第6潜戦司令官として陸上勤務となり、終戦時には第25潜戦司令となっている。シュルツ艦長のU124のもとで先任や次席を務めたW.ヘンケ、R.ハルデゲン、J.モールらが後々エースとして活躍するようになる。


経歴・戦果

U-10、U-64、U-124/19隻89,886トン撃沈、1隻3,900撃破。

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