Uボート・エース
ヘルベルト・シュルツェ
HERBERT SCHULTZE
敵船舶10万トンを撃沈した最初のUボート艦長。サンダ-ランド飛行艇や駆逐艦の攻撃をかわし、敵護衛艦24隻が群がるド真ん中へ浮上しながらも生きて帰ってくるという偉業を成し遂げる。『ロイヤル・セプター』撃沈時には後に続いてきたイギリス船の鼻先に一発ブチ込んで停止させ、『ロイヤル~』の乗組員の救出を命じた話や、シュルツェ艦長の最初の騎士十字章の授与が決まった時、U48の乗組員は模造の勲章を鋳造して、彼の首にかけた(たぶんズーレンの仕業)など、英雄らしいエピソードを残している。1940年3月に騎士十字、41年6月柏葉騎士十字勲章を受け、後にシュレスヴィッヒ海軍学校第二大隊長となり終戦をむかえる。U48はシュルツェ艦長が1939年9月~40年2月まで指揮をとり、その後H・R・ロージング、H・ブライヒロッド艦長へ、1941年3月~6月またシュルツェ艦長へと戻り、U48は第二次大戦においてトップスコアを誇る艦となっている。終戦時はノイシュタットで自沈した。
経歴・戦果
U-2、U-48/26隻169.709トン撃沈、1隻9.456トン撃破。